平成27年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文（吉良英敏議員）

県道幸手境線バイパス整備について

Q　吉良英敏議員（県民）

周辺には、この県道の上船渡橋しか中川に架かる橋がないことから、渋滞が慢性的に発生しております。また、県道には歩道がなく、見通しも良くないことから、歩行者や自転車を利用する方が危険を感じることもあります。周辺住民からは、広くて安心・安全に通行できる県道幸手境線バイパスの完成が切望されております。このバイパスは、中川を挟んで埼玉県と茨城県で整備が進められており、道路の改築工事も始まり、地元ではいよいよ完成に向けて工事が進められるものと期待が高まっております。
そこで、上船渡橋の工事を含めた県道幸手境線バイパス整備の現在の進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長に伺います。 

A　浅井義明　県土整備部長

このバイパスは埼玉・茨城両県にまたがる道路で、埼玉県内では、県境の中川に新設する（仮称）新上船渡橋を含めた延長950メートル区間で整備を進めております。
現在の進捗状況につきましては、用地買収率は71パーセントで、用地買収が完了した県道下吉羽幸手線から中川までの区間について平成27年度から工事に着手いたしました。
今後の見通しにつきましては、引き続き地元の皆様の御理解・御協力をいただきながら、残る用地買収を進めるとともに、共同事業者である茨城県と連携し、平成28年度に（仮称）新上船渡橋の工事に着手できるよう準備を進めてまいります。

• 上記質問・答弁は速報版です。
• 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。