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掲載日:2023年5月17日

平成27年12月定例会 「危機管理・大規模災害対策特別委員長報告」

副委員長 安藤 友貴

危機管理・大規模災害対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」でありますが、今回は、「災害に強いまちづくり・地域づくりについて」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、論議のありました主なものについて申し上げます。
まず、「女性消防団員が全国大会等に参加する際に旅費の捻出に苦慮しているとの話を聞くが、県として何らかの支援ができないのか」との質問に対し、「消防団員は、市町村の非常勤特別職の公務員であるので、大会に出席するための交通費は、服務上、職務命令とされると旅費となり、任意の研修とされると自己負担となる。今後、消防団事務担当者会議を通じて、市町村や消防本部に対し、大会参加に当たっての配慮を働き掛けていきたい。なお、2年に一度開催される全国女性消防操法大会に県の代表として参加する消防団に対しては、埼玉県消防協会から激励祝金として30万円を贈呈している」との答弁がありました。
次に、「防災機能を強化した県営7公園は、どのような基準で選定したのか。また、これらの公園から遠い地域に住む県民が利用することは難しいと考えるが、市町村に対して類似する防災機能を整備するように働き掛けるべきではないか」との質問に対し、「選定基準については、首都直下地震を想定して、県南東部県境からおおむね20kmの範囲にある県営公園のうち、県の防災活動拠点や市町村の避難地に指定されていること、市街地に位置しているという条件を満たす7公園を選定した。また、防災機能の整備については、市町村に対しても、独自に防災施設・備品の充実を図るよう働き掛けていきたい」との答弁がありました。
次に、「緊急輸送道路の機能確保について、沿道建築物の耐震化のみならず、液状化の可能性がある道路や橋りょうなど、危険と思われる箇所を県として把握しているのか」との質問に対し、「建物倒壊による緊急輸送道路の閉塞を防ぐだけでなく、道路そのものの対応も重要であるので、担当部局と連携し対応していきたい」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。

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