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掲載日:2018年10月16日
Q 松坂喜浩議員(改革)
安藤川は、川島町の西部、南園部を起点に県中央部を流れ、入間川に注ぐ一級河川であります。上流部には国道254号が走り、中央部付近には農業生産施設やコミュニティセンター、平成の森公園等、町の施設があります。また、下流部には県立川島ひばりが丘特別支援学校、県の中央防災基地、さらには町の老人福祉センターやすらぎの郷が設置されております。
このように、流域沿川には農用地と併せ、県民及び流域住民の生活と密着している重要な施設が数多くあり、上流部では大雨や台風の来襲時には河川の増水や道路冠水による通行止め、また農産物の特産のイチゴ、水稲などに大きな被害が発生しております。さきの台風18号による豪雨では、上流部では町道が冠水し、宅内まで浸水はしないまでも危険な状態でもありました。今後は、地元住民の強い要望である安藤川上流区域の早期改修実現が地域住民の経済基盤の充実や生活に安心を与え、さらには内水対策に大きな効果が発揮できるものと考えますが、治水の安全性の観点からどのように考えられておるか、県土整備部長にお伺いします。
A 浅井義明 県土整備部長
安藤川につきましては、これまでに入間川合流点から上八ツ林排水路合流部までの約3.9キロメートルの区間について整備が完了しております。
上八ツ林排水路から上流については、今回の台風18号では道路の冠水はありましたが、住宅の浸水はありませんでした。
現状では、幸いにも大きな被害には至っておりませんが、地域の安心安全を図るための効果的な対策について検討してまいります。
まずは、現状の河川が最大限その治水効果を発揮できるよう、計画的に堆積土砂や河川内に繁茂する葦の除去を進め、河川の流下能力の確保に努めてまいります。
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