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ページ番号:54544
掲載日:2023年5月19日
Q 醍醐 清議員(県民)
国道254号のバイパス整備促進については、沿線市で構成する建設期成同盟会におきまして、毎年国、県への要望活動をしていただいております。そうした中、県においてはこれまで鋭意努力がなされ、その成果から、沿線の状況が大変変わりつつあります。既に整備が完了した区間においては、良好な交通環境が確保され、富士見市では大型ショッピングモールのららぽーとが本年4月に開業し、大変な活況を呈しております。
また、暫定供用を開始している第1期整備区間の沿線で、和光市内では日本郵便の大規模物流拠点が開業したり、地元朝霞市内でも新たな大型店の開発計画が動き出すなど、このバイパス整備に寄せる地域の期待は大変大きなものとなってきております。
さらには、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会では、射撃及びゴルフの競技がこのバイパスの沿線市で開催されます。円滑な大会開催はもとより、埼玉の魅力を世界に発信するチャンスでもあります。世界から1人でも多く県南西部地域にお越しいただけるよう、現在事業中の和光富士見バイパス整備をスピードアップし、1日も早く完成すべきと考えております。そこで、国道254号和光富士見バイパスの現在の進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長にお伺いをいたします。
A 浅井義明 県土整備部長
国道254号和光富士見バイパスは、国道298号から国道463号を結ぶ延長約6.9キロメートルの県南西部地域における重要な幹線道路でございます。
このバイパスの整備に当たっては、事業費が大規模になるため、区間を二つに分け、早期に整備効果が現れるよう順次整備を進めております。
現在の進捗状況でございますが、国道298号から県道朝霞蕨線までの延長約2.6キロメートルの第1期整備区間については、平成22年に暫定2車線で開通しております。
現在は、この区間の交通量の増加に対応するため、4車線化の整備を進めており、平成24年に国道298号から延長400メートルが完成し、平成27年3月には朝霞大橋の上部工架設工事が完了いたしました。
また、県道朝霞蕨線から国道463号までの延長約4.3キロメートルの第2期整備区間につきましては、現在、用地買収を進めており、平成26年度末の買収率は85パーセントとなっております。
今後の見通しについてでございますが、平成27年度は第1期整備区間では、朝霞大橋の防護柵設置工事及び東和橋の橋台工事を進めてまいります。
第2期整備区間では、早期に工事に着手できるよう引き続き用地買収を進めてまいります。
今後とも地元の皆様の御協力をいただきながら、早期に整備効果が現れるよう計画的に事業を進めてまいります。
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