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ページ番号:16297
掲載日:2021年11月1日
〔請願の趣旨〕
埼玉県として「骨髄バンク・ドナー助成制度」を早急に創設してください。
〔理由〕
わが国では、毎年新たに6,000人以上の方が白血病などの血液疾患を発症し、その内、骨髄バンクを介した移植を必要とする患者さんは毎年2,000人程度です。
現在、骨髄バンクへのドナー(提供者)登録数は43万人(埼玉県内では2万5千人)を超えていますが、骨髄バンクに登録している患者さんの内、実際に移植を受けることができる方は6割程度に留まっており、ドナー登録の一層の拡大とドナーが提供しやすい環境づくりが求められています。
ドナー候補者が実際に提供するに当たっては、最終同意後、7日間程度の通院や入院が必要であり、家族や職場の理解と協力が不可欠です。しかし、官公庁や大手企業などではドナー休暇制度が整備されていますが、中小企業に働く方や自営業者、育児や介護をしている方は、休むことが経済的な負担に直結するなど簡単には時間をつくれない事情があります。
そこで、このような方々にも、経済的な負担を軽減してドナーになって頂けるよう支援するのがドナー助成制度です。このドナー助成制度に関しては、平成23年度に新潟県加茂市で初めて導入されて以来、現在20の市町で導入され、ドナーにとっては、経済的な支援と同時に、そのボランティア精神を行政が後押ししてくれることも大きな励ましとなっています。
県民の健康を守り、ドナーの骨髄提供しやすい社会環境づくりのため、ドナー助成制度を早急に創設、実施していただきますよう上記の通り請願いたします。
上記のとおり請願いたします。
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