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掲載日:2022年12月20日
Q 田並尚明議員(民進・無所属)
いずれにいたしましてもラグビーワールドカップが開催されれば、2015イングランド大会の場合、チケット販売枚数247万枚、海外からの観客数、推定40.6万人、経済効果、推定約3,000億円と、その大会効果はかなりのものです。熊谷に訪れる観客数は数万人規模と想定されますが、埼玉ブランドを国内外に広めるには最高のチャンスであります。特に、外国人に広くクール埼玉を発信するには絶好のチャンスです。何しろ、こちらから宣伝に行かなくても向こうから来てくれるのですから。
私は熊谷っ子ですから、熊谷中の山車、屋台を並べて勇ましいお囃子でお客様をお迎えしたいですし、ひな人形を並べたり、盆栽やきれいな花いっぱいでお出迎えするのも良いと思います。このチャンスに県内いろいろな団体と協力体制をつくり、ラグビーワールドカップにおける県内の文化・物産の発信をしていくべきと考えますが、県ではどのように取り組んでいかれるのか、県民生活部長にお伺いいたします。
A 稲葉尚子 県民生活部長
ラグビーワールドカップ2019は、国内外から多くの観客や大会関係者が熊谷市を訪れることが予想されます。まさに埼玉の文化や物産を大いにPRする絶好の機会であります。
県内では12月に、「秩父祭の屋台行事と神楽」と「川越氷川祭の山車行事」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
試合会場である熊谷市には、うちわまつりの山車やお囃子など歴史に育まれた伝統的な文化や芸能が数多く残っており、また、会場の近くには国宝・聖天山歓喜院聖天堂もございます。
また、県内には雛人形や盆栽をはじめとした日本の文化を象徴するものもたくさんあります。
そこで、2019年のラグビーワールドカップ大会の際には、くまがやドームや試合会場周辺で、こうした県内の伝統芸能や工芸品などを一堂に集め、国内外の方々に楽しんでいただけることを考えてまいります。
試合当日は、議員お話のとおりたくさんの山車やお囃子などをはじめ、地元ならではの特産品で国内外から訪れた方々をお迎えすることも検討してまいります。
このほか、若い世代の方々の吹奏楽や合唱、ダンスなどは全国でも高いレベルにありますので、披露する機会を設けていきたいと考えております。
地元の熊谷市をはじめ県内の文化団体や経済団体などと協力して早い時期からしっかりと準備を進めてまいります。
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