平成28年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文（井上　航議員）

国道254号バイパスの都内方面への延伸について

Q　井上　航議員（県民）

和光富士見バイパスについては、国道298号までの計画であるため、完成後には和光市内の狭隘な道路に多くの自動車交通が流入し、市民生活への影響が懸念されます。国道254号バイパスは都内方面に延伸されることで、これまで整備を進めているバイパスの効果を最大限発揮できるものと考えております。特に外環自動車道の和光北インターチェンジ周辺は、このバイパスの延伸により地域としてのポテンシャルがより一層高まることから、バイパス沿線地域の活用も期待されるところです。
そこで、国道254号バイパスの都内方面延伸の今後の見通しについて、県土整備部長に伺います。

A　浅井義明　県土整備部長

広域的な幹線道路である国道254号バイパスの都内方面への延伸は、県南西部地域の交通混雑の緩和に大きく寄与するものです。
県では、これまでにルートの比較検討や交通量の推計などを行い、東京都との協議を重ねており、防災や物流における都県間の連携の必要性についても説明してまいりました。
この結果、東京都においても広域的な都市間の連携強化の観点から、この地域における新たな道路の必要性が都の「都市計画道路の整備方針」に位置付けられたところでもございます。
また、和光市においてもバイパス整備に合わせたまちづくりを進めておりますことから、引き続き、東京都及び和光市との協議を進め、バイパス延伸の実現に向け取り組んでまいります。

• 上記質問・答弁は速報版です。
• 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。