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掲載日:2022年8月18日
Q 井上 航議員(県民)
平成29年12月、県営和光樹林公園内の和光市総合体育館で第10回アジア・エアガン選手権大会が開催されます。日本国内で同大会が開催されるのは初であり、大会にはアジア圏の20か国以上から約300人の選手が参加予定です。私の地元和光市では、この大会を東京オリ・パラの射撃競技のプレ大会と捉え、ここでの経験を本大会に反映したいと考えており、併せて埼玉県内の会場都市へのノウハウをフィードバックできるものと考えています。
また、本大会の開催は、県内伝統文化の世界へ向けての情報発信やおもてなしの気運醸成を図る絶好の機会と捉えています。主催する日本ライフル射撃協会も、オリ・パラへ向けた運営の前哨戦としても位置付けると伺っております。
開催市となる和光市には、まだ国際大会開催の経験もないことから、大規模スポーツ大会の開催や県内の伝統文化の紹介など蓄積された経験を持つ埼玉県に協力をお願いしたいと考えております。また、この大会の開催都市は、2015年がインドのニューデリー、今年2016年はイランのテヘランとなっており、我々誰もが知っている都市の名が刻まれています。これに倣えば2017和光というような名称になるのでしょうが、国際的な知名度や今後の県のPR、並びにオリンピックで埼玉県が射撃会場になることを考えれば、2017埼玉和光の冠となればすばらしいのではないかと考えます。
以上のような視点を踏まえ、大会の支援について県民生活部長に伺います。
A 稲葉尚子 県民生活部長
アジア・エアガン選手権大会が来年12月、和光市総合体育館で開催されることは、オリンピック・パラリンピック開催の気運を醸成する上で、大変意義深いものと認識しております。
大会開催に当たっては、地元和光市から、大規模スポーツ大会開催のノウハウを提供してほしいとの要請をいただいております。
これまで県では、サッカーワールドカップや「彩の国まごころ国体」などの大規模スポーツ大会を開催し、大会開催に必要なノウハウを蓄積しておりますので、その情報を提供してまいります。
また和光市からは、大会を通じて埼玉県の魅力を世界に発信するため、県内の伝統文化に関する情報を提供してほしいとの御依頼もありました。
この点につきましても、歴史や文化、芸術、さらにはアニメやグルメなど、県の各部局で有する情報を収集・整理し、提供してまいります。
アジア・エアガン選手権大会については、今後、実行委員会が組織され、本格的な準備が始まると聞いております。
議員お話のように、大会の名称に「SAITAMA WAKO」の冠がつくこととなれば、オリンピック・パラリンピックへの気運も大きく高まると思います。
県といたしましては、様々な機会を捉え大会の情報を県民にPRするとともに、主催者である日本ライフル射撃協会や地元和光市からの御相談や御要請にしっかりと対応し、大会の成功に向けて支援してまいります。
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