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掲載日:2022年8月18日
Q 小川真一郎議員(自民)
ここ数年、景気は緩やかな回復基調にあり、新規高卒者の求人状況や内定率も前年度から伸びており、今年度の10月末現在で求人倍率は1.88倍となっております。私は、日頃、子供たちが生まれ育った地元で学び、その後、一人でも多くの子供たちがその地元で就職して、産業や経済、伝統文化を支えていけば、地元がもっともっと元気になって盛り上がっていくものと考えております。
本県は、平成25年度の県内総生産は全国第5位の規模であり、製造業やサービス業など出荷額、販売額、事業所数などでは全国でも上位に位置しております。そして、地元寄居町にも平成25年から本田技研工業株式会社埼玉製作所寄居完成車工場が稼働し、周辺に自動車関連産業の企業の工場も集積しつつあり、このほかにも県の産業を支える優良な企業がたくさんあります。
このような中で、寄居町にある寄居城北高校は、寄居高校と川本高校が統合し、平成20年度に開校いたしました。総合学科として特色を生かし、将来、社会に貢献できる人材を育成するため教育に取り組んでおります。是非、地元の寄居城北高校で就職を希望している生徒たちがホンダ寄居工場に代表されるような地元の優良企業に多く採用され、地元の活性化の助けになればと願っております。
そこで、地元寄居城北高校で就職を希望する生徒たちがより一層地元の企業に目を向け、地元の企業に採用されるよう、どのように教育活動に取り組んでいるのか、教育長にお伺いします。
A 関根郁夫 教育長
高校生が、地元で学び、そして就職し、地元を支え、活性化させていくことは、とても大切なことだと認識しております。
寄居城北高校では、就職を希望する100名ほどの生徒に対し、進路希望の実現に向けた丁寧な進路指導を行っており、本田技研工業株式会社埼玉製作所をはじめ、地元企業にも毎年、多くの生徒が採用されております。
例えば、議員お話しのあった、ホンダ寄居工場には、稼働が始まった平成25年度に1名、平成26年度に1名、平成27年度には2名と毎年、確実に採用されております。
この高校では、1年次に全ての生徒に対し、将来の職業選択を視野に入れて、地域と連携したインターンシップの機会を設け、職業観や勤労観を養っております。
2年次からは、情報ビジネスや健康生活といった範囲を基本に、総合学科高校の特徴を生かして、幅広い選択科目の中から生徒自らが科目を選ぶ主体的な学習に取り組んでおります。
また、地域ボランティアへの参加や地元企業の方を招いた社会人講話などを実施し、地元との相互理解を深めるとともに、地元に根ざした活動も展開しております。
こうした活動を通して、地元に愛され、信頼され、地元からの期待に応えられる学校づくりを進めております。
今後とも、寄居城北高校では、授業をはじめ部活動や学校行事を通して、豊かな人間性、健全な体力を育み、例えば、ホンダイズムにもある、夢を高く持ち、情熱を燃やし続けられる生徒の育成に取り組んでまいります。
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