埼玉県議会 県議会

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掲載日:2018年7月13日

平成30年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(永瀬秀樹議員)

安行赤堀用水沿い斜面林保全緑地について

Q   永瀬秀樹議員(自民)

川口市の伝統地場産業である植木の里、安行地区の県立安行武南自然公園指定地域内に市の保全緑地として指定されているのが、赤堀用水沿い斜面林保全緑地1.5ヘクタールです。川口市が国の重要文化的景観の登録を目指しているこの地区特有の景観である斜面林からなるこの緑地は、湧き水から流れる小川や池も点在し、希少植物であるイチリンソウが自生し、初夏には放流された蛍が飛び交い、野鳥や様々な昆虫など多様な生き物の生息・生育地となり、健全な生態系を維持しています。また、多くの市民のレクリエーションの場となり、緑地保全活動に安行みどりのまちづくり協議会や川口の中心商店街である川口銀座通り商店街、地元の小中学生がともに参加し、郊外部のコミュニティや環境保全を都市部が支援する相互扶助の考え方が実現できている空間となるなど、市民が多様な活動を繰り広げる交流の場となっています。
このように、多くの市民に愛されているこの保全緑地ですが、近年は至近まで宅地化など開発の波が押し寄せ、保全が危惧される状況となっております。首都近郊に残された貴重なこの緑地の保全を図るため、緑の公有地化事業を更に努めるなど県の支援をいただくことはできないでしょうか、環境部長の見解をお聞かせください。

A   加藤和男   環境部長

赤堀用水沿いの斜面林は、都市化が進む県南地域にあって、まとまった自然が残された大変貴重な緑地であると認識しております。
また、埼玉県レッドデータブックで準絶滅危惧種に指定されているイチリンソウの自生地であり、希少野生植物の保護という観点からも重要な区域であると考えております。
県では川口市からの協議に応じ、平成11年度から平成15年度に共同で公有地化を進め、合計で3,362平方メートルの土地を取得いたしました。
現在、一部の土地が民有地となっておりますが、川口市が借り上げなどを行い、公有地と一体で保全しています。このため、開発が進むような事態は避けられていると考えております。
しかしながら、埼玉高速鉄道線の開通により周辺地域の利便性は向上しており、宅地開発の圧力が今後強まっていくことは十分に予想されます。
こうしたことから、川口市では安行赤堀用水沿い斜面林保全緑地を将来にわたって確実に保全していけるよう、残された民有地の公有地化を進めていく意向があると伺っております。
県では、緊急に保全しなければ重要な緑地が失われてしまう恐れがある場合に、土地の概ね2分の1ずつを地元市町村と県で公有地化する「身近な緑公有地化事業」を実施しております。
県といたしましては、川口市と十分に連携を取り、この事業を活用した公有地化について検討してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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