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ページ番号:133175

掲載日:2023年5月2日

平成30年6月定例会 「産業労働企業委員長報告」

委員長   山下   勝矢

産業労働企業委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会には、付託案件がなく、所管事務の調査として、「(仮称)圏央鶴ヶ島インターチェンジ東側地区北側産業用地立地事業者募集について」質問が行われました。
以下、論議のありました主なものについて申し上げます。
まず、「事業者については、真に周辺地域の振興に資する提案か厳正に審査し、選定することが必要である。募集要項にある合計得点が一定水準に達していない場合、該当なしとする場合もあるとされているが、一定の水準とは何か」との質問に対し、「経営状況、経済活性化への貢献度、事業の先端性・成長性、買受価格など6項目について、100点満点で審査する。各選定委員の点数の平均が半分を下回る場合は『該当事業者なし』とする事例が多いので、参考としたい」との答弁がありました。
また、「県では募集要項で地域再生法に基づく地域再生計画を策定するとしているが、その概要について伺いたい。また、鶴ヶ島ジャンクション周辺地域基本計画の基本方針の進捗状況はどうか」との質問に対し、「地域再生計画の概要については、スマート社会の実現と経済の好循環を目指すものとしたい。今後、農大跡地進出企業が提出する地域経済牽引事業計画や鶴ヶ島ジャンクション周辺の13市町の意見を踏まえながら策定したい。また、基本方針の進捗状況であるが、AI技術等の調査については、8月に開始できるよう準備している。LPWA通信環境の整備については、7月中に契約を締結する予定である」との答弁がありました。
なお、このほか、当面する行政課題として、産業労働部及び企業局から、それぞれ、「埼玉県5か年計画の進捗状況について」、産業労働部から「指定管理者に係る平成29年度事業報告書及び平成30年度事業計画書について」並びに「平成30年度における指定管理者の選定について」、企業局から「包括的民間委託に係る平成29年度事業実績及び平成30年度事業計画について」の報告があり、種々活発な論議がなされました。
なお、去る4月27日に、「農大跡地関連西部地区未来産業集積拠点整備について」調査するために、閉会中の委員会を開催しましたことを申し添えまして、本委員会の報告を終わります。

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