埼玉県議会 県議会

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掲載日:2018年7月13日

平成30年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(細田善則議員)

JR埼京線の改善を

Q   細田善則議員(自民)

JR埼京線は、戸田市を貫き、都内に至る鉄道網の大動脈であります。しかし、最近、不整脈を起こしております。
まずは、遅延の多発について。
日本の誇りとして語られてきた電車のダイヤが正確という神話が崩れかかっています。直近の1か月、5月22日から6月20日までの間の埼京線で遅延がなかった日は、たった2日。それも乗り換えや通勤通学の時間に大きな影響を与えると思われる30分以上の遅延が月の半分あり、絶望的な遅延とも言える1時間以上の遅れが5日もあるという状況です。交通政策審議会の遅延対策ワーキンググループの調査によると、遅延の要因のトップは、混雑やそれに伴う挟み込みで、そういった原因に対しては鉄道事業者による輸送力の増強が根本的解決となります。これまでも戸田公園駅への通勤快速停車や終電延長など要望してきており、引き続き粘り強い働き掛けが必要であります。
また、新たに最近顕在化している遅延の原因があります。埼京線と湘南新宿ラインが路線を共用している関係で、一つの遅延が広範囲に連鎖をしてしまうのです。それに関して、私から一つ提案を申し上げます。
池袋駅から新宿駅の間を複々線化することです。そうすれば、一方の遅延によって待ち合わせする必要がなくなり、お互いの影響を緩和することができます。埼京線及び湘南新宿ラインを利用する多くの県民に有効な対策であり、JR東日本へ要望として加えるべきではないかと考えております。
次に、安全対策について。
ホームドアの設置は、人身事故を未然に防ぐだけではなく、遅延の発生を減らすことができるため、戸田市内の三駅を含む埼京線各駅を、JR東日本が2025年までに整備する方針の120の駅に含まれるように強く要望していくべきだと考えます。
沿線自治体の強い要望がある埼京線の改善項目をどのようにお考えか、企画財政部長にお伺いいたします。

A   砂川裕紀   企画財政部長

まず、遅延の多発についてでございます。
交通政策審議会の遅延対策ワーキンググループの調査によりますと、遅延の要因は鉄道事業者以外によるものが9割以上であり、そのうち、混雑やそれに伴うドアの挟み込みなど利用者に起因するものが約7割を占めております。
これらを踏まえ、県といたしましては、JR東日本に対して輸送力の増強と乗客へのマナーアップの啓発活動について働き掛けてまいります。
議員御提案の池袋駅と新宿駅間の複々線化についてでございますが、JR埼京線は湘南新宿ラインと線路を共用しております。
両路線は別の路線とも相互乗り入れをしており、一つの路線で事故が発生し、電車の運行が乱れた場合、関係する路線全体にその影響が生じる可能性がございます。
複々線化につきましては、効果的な解決策であると思いますが、用地の確保や多額の費用などの課題も考えられます。
まずは、JR東日本に対して議員の御提案をしっかり伝えてまいります。
次に、安全対策についてでございます。
県では、国の方針も踏まえまして、ホームドアについて、1日当たり利用者数10万人以上の駅を優先して整備を促進しております。
また、10万人未満の駅につきましても、転落事故の発生状況、視覚障害のある方の利用状況や整備要望、ホームの混雑状況等を勘案して必要な場合に、優先的に整備を促進していく考えです。
JR東日本は本年3月に東京圏におけるホームドアの整備促進計画を公表し、埼京線を含む9路線について、2025年度末までに120駅程度ホームドアを整備することとしております。
JR東日本は120駅について具体的な駅名を示しておりませんが、ホームドアの整備は安全対策として最も効果の高い取組であり、事故発生に伴う遅延の防止にも大きく寄与すると考えております。
県といたしましては、地元からの要望もある戸田市内3駅を含む埼京線のホームドアの早期設置について、JR東日本に対して強く要望してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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