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ページ番号:133182

掲載日:2023年5月2日

平成30年6月定例会 「地方創生・行財政改革特別委員長報告」

委員長   石井   平夫

地方創生・行財政改革特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「地方創生、行財政改革及び魅力ある地域づくりに関する総合的対策」でありますが、今回は、「地方分権改革について」及び「魅力ある地域づくりについて」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「提案募集制度における埼玉県の提案による主な成果について、農地転用許可制度の見直しにより、知事の権限が拡大され、転用手続きが迅速化・簡素化したとのことだが、具体的にどのように変わったのか」との質問に対し、「4ヘクタール超の農地転用について、通常3週間を要していた国の事前審査が不要になり、標準処理期間が12週間から9週間に短縮された。また、2ヘクタール超4ヘクタール以下の農地転用については、大臣協議が不要となった」との答弁がありました。
次に、「地方分権で一番重要なことは税財源の移譲だと考えるが、国への働き掛けはどのように行っているのか」との質問に対し、「税財源の移譲については、大変重要な課題と認識している。国と地方の税収の割合は6対4であるのに対し、業務の配分は4対6である。この是正を行うよう政府に要望するとともに、九都県市首脳会議、関東地方知事会、全国知事会を通じた要望活動も実施している。引き続きしっかり要望していく」との答弁がありました。
次に、「県内への移住の総合支援として、移住お試し住宅と移住相談窓口の設置を市町村が進めているとのことだが、現在の状況と今後の見込みについて伺う」との質問に対し、「移住お試し住宅は、現在、秩父市が1棟、ときがわ町が2棟設置している。今後、東秩父村、皆野町、鳩山町が、ふるさと創造資金を活用して設置予定である。また、移住相談窓口は、秩父市、小川町、鳩山町が既に設置しているほか、本年6月から行田市も設置した。8月には小鹿野町が設置予定である」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「地方創生、行財政改革及び魅力ある地域づくりに関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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