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掲載日:2023年5月2日

平成30年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(永瀬秀樹議員)

オリンピックに向けた気運醸成―聖火リレールートの選定について―

Q   永瀬秀樹議員(自民)

オリンピックに向けた機運醸成をオール埼玉で高めるために、最も効果的なイベントが聖火リレーです。組織委員会の細かい規定に縛られる部分が多いとはいえ、ルートの選定は各県で決めることができます。既に昨年6月、川口市も奥ノ木市長から知事に、市内を通り、聖火台のある青木町公園を経由し、日光御成道である国道122号を経て東京都に至るルートの要望が出されています。
1964年に開催された東京オリンピックで聖火がともされた聖火台は、川口市の鋳物の名工、鈴木文吾さんの手で製作されました。現在、震災復興支援として石巻市に設置されているこの聖火台は、実は第2作目で、第1作目は鋳造過程で破損してしまい、この作品を修復したレプリカが青木町公園に設置されています。この2つの、いわば兄弟の聖火台を結ぶ聖火リレーは、東日本大震災からの復興を世界に見ていただける良い機会であり、石巻市と川口市、この2つの聖火台をつなぐ聖火リレーが実現すれば、56年の時を超えてつながる聖火と震災からの復興をつなぐ2つの大変意義ある聖火リレーともなり、国民の1人として是非とも実現させてみたいと思います。
県内からは、その他5つの地域からそれぞれ誘致要望が上がっており、私はそうした県内各地域の要望に応え、オール埼玉の機運醸成とスポーツによる地域の活性化につながるルート選定とするために、選考に際し、投票やアンケートなど、県民が選考に参加できる何らかの方法を取り入れてはどうかと考えますが、いかがでしょうか。
以上、県民生活部長の見解をお聞かせください。

A   矢嶋行雄   県民生活部長

聖火リレーは県民の皆様方がオリンピックに直接参加できる絶好の機会であり、ランナーやそのルートはメディアを通じて世界に発信されます。
県内を聖火リレーが走る3日間、県民の気運を最高潮にまで高め、埼玉の魅力を世界にアピールしたいと考えております。
ルートの選定に当たりまして組織委員会は4つの考え方を示しております。
まず1つ目は多くの人が見られる場所、2つ目は安全確実に実施できる場所、3つ目に地域が国内外に誇る場所、そして4つ目に聖火リレーで新たな希望が生まれる場所となっております。
今後、県の実行委員会でルートの選定を進めますが、こうした要件を満たす場所などについて、市町村の考えを把握する調査を行います。
ただ今、議員からは県民に直接、投票やアンケートで参加してもらってはどうかとの御提案をいただきました。
開催気運の高まりを全県に波及させ、スポーツによる地域活性化につなげるためには大変有効な手法であると考えております。
組織委員会は「県の実行委員会で選考する」との枠組みを示しておりますので、その中で議員御提案の御趣旨を生かせるよう、早速検討に着手いたします。

 

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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