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ページ番号:133176

掲載日:2023年5月2日

平成30年6月定例会 「県土都市整備委員長報告」

委員長   荒木   裕介

県土都市整備委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、議案2件であります。
以下、これらの議案に関して行われた主な論議について申し上げます。
まず、第82号議案及び第83号議案について、「三郷流山橋有料道路の建設により、どのような効果が見込まれるのか」との質疑に対し、「渋滞緩和効果として、新三郷駅周辺から流山おおたかの森駅周辺までの移動時間について、現在約30分間かかるものが有料道路経由では約20分間となる。また、周辺交通環境の改善として、現在の流山橋を含めた周辺4橋の合計交通量が、新橋を整備しない場合と比較して1日当たり約11、000台、割合にして約12%の減少となる」との答弁がありました。
また、「ETCや電子マネー決済の導入や、そのコストについて検討しているのか」との質疑に対し、「ETCについては、導入コストやランニングコストが高額となることから現時点では計画していない。ただし、国において、ガソリンスタンドなどで決済が可能となるETC2.0システムへの移行が進められている。今後、導入費用等の低コスト化が図られるようであれば導入を検討していきたい。また、電子マネー決済については前向きに検討していく」との答弁がありました。
以上のような審査結果を踏まえ、本委員会に付託されました議案2件について採決いたしましたところ、いずれも総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、所管事務の調査として、「埼玉スタジアム2〇〇2の指定管理者の選定について」質問が行われました。その中で、「なぜ指定管理者の選定を随意指定で行うのか」との質問に対し、「埼玉スタジアム2〇〇2は、大型映像装置や音響など設備の運営管理が大規模であり、現在の指定管理者は、多くのノウハウを有している。芝生の管理についても、ベストピッチ賞を受賞するほど高水準で、日本代表戦や国際試合等も数多く誘致してきた実績がある。このため随意指定とした」との答弁がありました。
その後、委員から「公募か随意指定かは、メリットとデメリットを十分に検討し方向性を出すべきではないか」との意見が出されたところ、執行部より「大変重要な御指摘を頂いた。指定管理者の選定手法については、詳細に再度検討し、7月下旬をめどに案を各委員に御報告させていただきたい」旨の発言がありました。
なお、このほか、当面する行政課題として、県土整備部及び都市整備部から、それぞれ、「埼玉県5か年計画の進捗状況について」、都市整備部から「指定管理者等に係る平成29年度事業報告書及び平成30年度事業計画書について」、「平成30年度における指定管理者の選定について」並びに「『埼玉県賃貸住宅供給促進計画』の策定について」、下水道局から「包括的民間委託に係る平成29年度事業実績及び平成30年度事業計画の概要について」並びに「(仮称)埼玉県下水道局経営マネジメント目標及びストックマネジメント計画の策定について」の報告があり、種々活発な論議がなされましたことを申し添えまして、本委員会の報告を終わります。

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