トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 平成30年6月定例会 > 平成30年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(浅井明議員)
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掲載日:2023年5月2日
Q 浅井明議員(自民)
昨年9月の県民生活部長の答弁で、本年1月以降に東京2020組織委員会から各都道府県にルートの選定基準が示され、その選定基準に基づき、4月以降に設置する聖火リレー実行委員会でルートを検討するとのことでした。
オリンピックの聖火は平和や希望の象徴であり、聖火リレーについては日本全国はもとより、世界からも注目の集まるイベントであります。一方、東京2020組織委員会の聖火リレー検討委員会からは、現状、本県における3日間の聖火リレー、日数の割り振りがなされただけであり、聖火のスタート位置についても沖縄案や東北震災被災地の宮城スタート案など、いまだ決定されていないとのことです。
確かに、どの方面から本県に聖火が入ってくるかが分からないと、具体的なルートの選定は難しいかと思います。ただし5月18日の推進委員会で報告されたように、ルート選定の基本的な考え方は示されているわけですので、それのっとり、与えられた3日間を有意義に、また、オール埼玉のレガシーを創出するためにも、一刻も早く選定に着手すべきではないかと思います。
さて、我が県には旧中山道、旧日光街道並びに秩父縦貫などの歴史的にも、産業、経済的にも重要な役割を果たしてきた街道があります。その道の辻に市が建ち、人々が集まり、まちが立ち、そしてふるさとに文化が生まれ、芸術、芸能も育まれてきました。しかしながら、そのような旧街道沿いのまちの多くの商店街は、今、商業環境の変化で衰退にあえいでいます。
東京2020組織委員会の聖火リレーのコンセプトは「希望の道をつなごう」です。今こそ本県に多くの貢献を果たしていたこれらの旧街道沿いの町並みに、再び光を当てることが必要ではないでしょうか。
そこで質問いたします。県内商店街のにぎわいを再活性化させる一助として、旧街道を中心にした聖火リレールートを選定すべきと考えます。そのためには関係する市町村の協力が不可欠となります。市町村の意向をどのように把握し、聖火ルートの選定を進めていくのか、県民生活部長にお伺いします。
A 矢嶋行雄 県民生活部長
聖火リレーの舞台はまさにランナーが走る地域の現場であり、市町村の協力や沿道の皆様の応援なしに聖火リレーの成功はありえません。
そのため地元の事情に通じた市町村の意向や意見の把握は、ルートの選定に当たって極めて重要であると考えております。
そこで議員御提案のとおり、県内の全ての市町村に対しまして、具体的な走行区間などを把握するための調査を速やかに実施してまいります。
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