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ページ番号:65931

掲載日:2023年5月16日

平成28年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(権守幸男議員)

春日部駅付近連続立体交差事業について

Q 権守幸男議員(公明

運行する東武グループは、「2014年から2016年中期計画」に力を注がれています。東武野田線アーバンパークラインの利便性と快適性が向上されます。今月3月26日のダイヤ改正に伴い、大宮駅から春日部駅間の急行運転も始まります。乗車時間は、これまでより7分短縮され、最速14分となります。利用者にとって大変喜ばしいニュースです。
また、この中期計画には安全性の向上を掲げられています。その中の大きな柱として、春日部駅付近等の連続立体交差事業を推進するとしています。春日部市民と県民の期待が高まっております。私は、春日部市民、利用される県民の方からお声を聞いております。いつになったら春日部駅は高架になるの、昨年10月、圏央道が県内全区間開通し、沿道は大変にぎわいを見せているけれども、何か春日部市だけが取り残されてしまう、私の代では無理なのでしょうね、子の代では何とか、それも無理なら孫の代までには何とかしてくださいといった様々な声です。本当に多くいただいております。春日部市が行った調査結果では、立体交差事業の早期実現を期待する声は約8割以上となっているのです。
さて、春日部市ですが、春日部市総合振興計画・後期基本計画を平成25年3月に策定をしております。平成29年度中に事業認可を目標として、都市計画決定に向けては、まちづくり、事業期間の短縮、財源確保、この三つの課題を乗り越えるため、春日部市は中心市街地まちづくり計画を平成25年6月に策定しました。この計画を受け、平成26年10月22日、本県は市との調整会議を発足させました。三つの課題について協議継続中です。調整会議はこれまで13回行われ、東武鉄道とも必要な協議を行っているとお聞きしています。しかし、進展がなかなか見えません。私は、この三つの課題のうち、一番の課題は財源の確保、中でも県の負担割合についての考え方に課題があるのではないかと考えております。財源の話なしに、この事業は進むとは思いません。
そこで、これまでの調整会議や、また東武鉄道の間で協議している三つの課題以外にほかの課題があるのでしょうか。東武鉄道とはどういった話し合いが行われているのかお答えください。また、期待される春日部市民、期待される県民に対し、立体交差事業のその開始はいつですとお答えいただくのはいつか、知事の御所見を伺います。 

A 上田清司 知事

「まちづくり」、「事業期間の短縮」、「財源確保」この「三つの課題」以外に他の課題があるかについてでございます。
御案内のとおり、三つの課題については昨年度から調整会議を開催し、県と市の幹部職員により検証を重ねてまいりました。
これらの課題に加えて、東武鉄道からこの事業と併せて鉄道の輸送改善を目的にホームの増設等を実施したい旨の意向が示されました。
具体的な内容を示されておりませんが、輸送改善は一般的に駅の拠点性や沿線全体の利便性の向上など大きな効果があるものだと認識をしております。
一方でこの輸送改善案が示された場合には、連続立体交差事業や市のまちづくり計画に大変大きな影響を及ぼすものではないかと考えます。
このため、東武鉄道に対し具体的な計画を早急にお示ししていただくように何度も要請をしているところでございます。
現在はまだ社内において検討が進められていると聞いておりますので、できるだけ早く計画を示してもらえるよう引き続き要請をしております。
次に、東武鉄道と行っている話し合いについてでございます。
市では平成27年度から既存のまちづくり計画の具体化を図るため、新たに検討を進めております。
このため東武鉄道には、連続立体交差事業により新たに生み出される余剰地や高架下の活用方法などについて、まち全体の活性化につながる提案をお願いしております。
次に、この事業の開始時期を伝えられるのはいつかについてでございます。
現在、市の総合振興計画で掲げられた平成29年度中の国土交通省からの事業認可を目指して、問題解決に取り組んでいるところでございます。
まずは東武鉄道に輸送改善の計画を早急に示していただき、連続立体交差事業や市のまちづくり計画への影響を把握することが必要でございます。
この結果を踏まえて、三つの課題の解決を図り、できるだけ早く事業の開始時期をお伝えできるように努めてまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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