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ページ番号:65404

掲載日:2023年5月16日

平成28年2月定例会 代表質問 質疑質問・答弁全文(鈴木正人議員)

「川の国埼玉 はつらつプロジェクト」の今後の発展性について

Q 鈴木正人議員(県民

上田知事は、埼玉の川の持つポテンシャルについて、川幅日本一や県土面積に占める河川の割合3.9パーセントが日本一という特性を生かし、いかに清流で河川が整備されて、なおかつそれを守る人たちがいる空間を作って、埼玉県は立派な川の国だということが言えるよう、みどりと川の再生を掲げ、水辺再生100プラン、川のまるごと再生プロジェクトという形で過去8年間、川の再生事業に取り組み、確かな成果を上げてまいりました。川の周辺が整備され、水質が浄化された周辺の地域の県民の皆さんを中心に高い評価をいただいております。
また、今後は我が町でも川の再生事業に手を挙げたい、あるいは水辺再生100プランで官民が一体となって公園を整備したことによって近隣住民に喜ばれたので、今後はほかの自治体と連携しながら点の整備から線、面の整備を行う川の再生をしたいので、川のまるごと再生プロジェクトに匹敵するものに手を挙げたい、そして水辺に親しめる環境整備やヘドロのしゅんせつ、水質の改善だけでなく、船着場の整備など舟運で発展してきた古き良き時代の再現もしてみたいなど、期待の声は多く上がっております。
今後も是非、過去8年の川の再生事業の実績を生かして、市町村が希望する場合は川のまるごと再生プロジェクトに匹敵する形で広域的な新たな整備も行うべきだと考えております。「川の国埼玉 はつらつプロジェクト」という形で新規事業が展開される予定で、厳しい財政状況が続く中、昨年に比べて予算規模は大幅に縮小されているようにも見受けられます。今後は市町村の意向を踏まえながら、更なる連携を図っていただいた上で、昨年までのように川の再生を図っていただきたいと考えております。
そこで、「川の国埼玉 はつらつプロジェクト」は今後どのような発展性があるのかを、上田知事にお伺いいたします。

A 上田清司 知事

私の目指す埼玉の川は、アユが泳ぎホタルが舞う川、子供からお年寄りまで世代を超えて楽しめる川でございます。
その川を地域で助け合いながら大事に守っていく姿をイメージして川の再生に取り組んでまいりました。
8年の成果として主だったところの川が再生され、地域の祭りやイベント、夏には川遊びなど、県内各地の水辺は賑わいを見せ始めております。
水質も着実に改善し、アユが棲める水質の河川の割合が、平成15年度の52パーセントから84パーセントになっております。
今年度の県政世論調査では、川の再生の取組について74パーセントの高い評価をいただき、その成果をお示しできたのではないかと思います。
これまで御案内のようにスポット的な整備としての「水辺再生100プラン」、次に線から面に拡大した「川のまるごと再生プロジェクト」を展開してまいりました。
その中において、県と市町村、住民の皆さんが協力して川の利活用や維持管理を進める枠組みが定着しています。
新たな「川の国埼玉 はつらつプロジェクト」を進めるに当たっては、まずこれまでの取組の良かった点、改良すべき点をしっかりと総括したいと思います。
その上で、住民参加型の枠組みはしっかり生かしながら、川の再生と利用者のもたらす効果が川のこれまでの沿線という範囲にとどまっておりましたので、それを超えてまち全体に広がるような取組を目指したいと考えております。 
その分、住民の皆さんと一緒に川を再生しながら川沿いの遊歩道や公園整備を進めてきたのが「まるごと再生プロジェクト」であるとすれば、「川の国埼玉 はつらつプロジェクト」では、例えば再生された川に集まる人々を他の観光スポットに誘導したり、地域全体が元気になるような、そういう、こうまち全体に広がる、川の周辺だけが元気になるのではなくてまち全体が元気になるような広がり、こういうプロジェクトにしたいと考えておりますので、少しお時間をいただきたいというふうに考えています。
それぞれの地元の意向も尊重しながら、この大きなプロジェクトをしっかりと進めていただきたいと思っております。
市町村からぜひ素晴らしい御提案をいただき、より大きなプロジェクトにしていきたいと考えているところでございます。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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