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ページ番号:65450

掲載日:2023年5月16日

平成28年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(石井平夫議員)

橋りょうの耐震補強について 

Q 石井平夫議員(自民

県民の生活や経済活動を支える重要なインフラである橋の老朽化が目立ってきています。平成27年9月現在で、本県が管理する道路橋は2,770橋あり、1955年から1973年にかけて高度経済成長期、約20年間に約1,000橋が集中的に建設されています。建設後50年を経過する老朽橋は1,057橋で、全体の38パーセントを占めています。20年後には、建設後50年を経過する老朽橋は急速に増加し、2,156橋で78パーセントを占めることになります。
今、大地震が起こったら、この橋は崩れないだろうか、震度がいくつまでであれば安全なのだろうかと思うことがあります。実際、阪神・淡路大震災では、1980年より前の耐震基準で建設された橋りょうに甚大な被害が発生しました。この基準は、阪神・淡路大震災後に見直されており、その後の東日本大震災の際には、新しい耐震基準で設計された橋りょうの損傷は限定的であったとのことです。
県が管理している橋りょうのうち、302橋が古い耐震基準で建設されたものです。県では、このうち緊急輸送道路にある132橋の耐震補強を優先して進めており、今年度末に完了する予定だと伺っています。
しかし、緊急輸送道路でないとしても、橋りょうが崩落すれば県民の命に関わりますし、崩落の危険により通行止めとなるだけでも、災害の混乱に拍車がかかります。災害時には不測の事態が起こるものですが、特にライフラインについては、あらかじめ対応可能な手は打っておくべきです。県民の命に関わる重大な問題ですので、危険性や道路の重要性による優先順位をつけて、早期に耐震補強工事を行う必要があります。
そこで、県の管理する道路のうち、緊急輸送道路以外にある橋りょうの耐震補強について、現在の進捗状況と今後の方針を県土整備部長にお伺いいたします。 

A 浅井義明 県土整備部長

県が管理する道路のうち、緊急輸送道路以外で耐震補強が必要な橋りょうは170橋となっております。
170橋の耐震補強につきましては、まず、倒壊すると2次被害のおそれのある鉄道や道路を跨ぐ22橋を最優先に進め、平成17年度までに完了しております。
その後、緊急輸送道路の橋りょうの補強を重点的に行い対策の見通しがついたため、平成26年度から緊急輸送道路以外の橋りょうについて順次着手しております。
平成27年度までに21橋が完了となり、合計43橋が対策済みとなります。
残る127橋につきましても、交通量の多い箇所など重要度の高いものから対策を行い、1年あたり20橋程度完了するよう計画的に進めてまいります。 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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