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掲載日:2023年5月16日

平成28年2月定例会 「危機管理・大規模災害対策特別委員長報告」

委員長 木下 高志

危機管理・大規模災害対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」でありますが、今回は、「埼玉県における危機管理防災対応能力の向上について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「先月に発生した北朝鮮ミサイル発射事案において、県は事前に何らかの対応を取ったのか。また、このような事案の場合、どのように住民へ周知するのか」との質問に対し、「職員が事前に出勤して備えるとともに、ミサイル発射後、Jアラートが国から配信され、県の安心・安全ホームページへ情報を掲載して県民へ周知した。今回の事案では、本県はミサイルの飛行経路に当たらなかったが、該当する地域の市町村ではJアラートが防災行政無線と連動して、住民に周知された」との答弁がありました。
次に、「危機管理防災部は、県警が中心となって立ち上げたテロ対策『彩の国』ネットワークと、どのように関わっているのか」との質問に対し、「危機管理防災部としてネットワークに参加しており、消防や自衛隊等関係機関と情報の交換や共有を図り、いざという時に一体となる体制を取ることができるように努めている」との答弁がありました。
次に、「大雨や大雪といった災害を踏まえて、対応マニュアルの見直しを行っているのか」との質問に対し、「火山の降灰対策や雪防時についての手引を新たに定めた」との答弁がありました。
次に、本委員会の付託案件について、1年間の審査を踏まえて決定した本委員会としての意見・提言の主なものについて申し上げます。
まず、埼玉県における危機管理防災対策について、「シェイクアウト訓練など、県民が参加しやすい防災訓練を実施すること」。
次に、大規模な自然災害への対応について、「県民を水害被害から守るため、河川又は河川敷の維持・管理を適切に行うとともに、堤防の整備を促進すること」。
次に、災害に強いまちづくり・地域づくりについて、「ハザードマップの更新に当たっては、関係部局と緊密に連携を図ること」。
次に、埼玉県における危機管理防災対応能力の向上について、「災害やテロを想定した訓練は、昼夜を問わずに実施すること」などであります。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。

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