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掲載日:2021年12月28日

令和3年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(秋山文和議員)

無症状者対象の広範囲のPCR検査で、コロナを特定し、収束への道を開け - 無症状者対象の広範囲のPCR検査を

Q   秋山文和 議員(共産党)

1週間の全国の感染者が1,000人を下回り、まるでコロナが収束したかのような空気が流れていました。ところが、南アフリカ由来と言われるオミクロン株変異、日本での発見など、にわかに警戒が強まってきています。感染者数が落ち着いている今こそ、ワクチン、医療体制、検査体制を強化すべきときです。
デジタル株の発生を認識していながら対応不能となった第5波を真剣に反省し、第6波に備えるためにも、以下、質問させていただきます。
反省の中心はPCR検査の軽視です。
オミクロン株も無症状が特徴であります。我が党は、無症状者の感染者の特定はPCR検査を広範に行うことだと主張してきました。政府は内部文書で、PCR検査は7割の感度、PCR検査が広がると医療崩壊を招くと宣伝し、結果として第5波で医療崩壊を引き起こしました。しかし、コロナまん延から1年半、世界の研究からも、ウイルス検出のために最も信頼性が高いのはPCR検査であることは疑いようもありません。
オミクロン株の脅威の一方で、ワクチンは2回接種では心もとない、経口薬はまだ承認されない、このような段階で、私は、PCR検査で市中に出回っているウイルスの広がりを把握することは、科学的手法の第一歩だと考えます。広島県では、市中に無料検査所を設けており、評価されています。
改めて、誰でも、どこでも無料の検査を広範に行うことについて、知事の見解を伺います。

A 大野元裕 知事

まず、そもそもPCR検査は万能ではございません。
感度で70%、特異度で99%と検査精度の限度があるため、一定程度の偽陰性、偽陽性が生じるとされており、現状のような感染が極めて低い状況での大規模検査は、実際の陽性者以上の偽陰性、偽陽性を発生させる恐れがございます。
また、第4波、第5波の際のように、数多くの陽性者がおられるときに埼玉県の陽性率は一貫して相対的に低くとどめられており、必要な検査が充足されているとの評価をいただいております。
このため、現時点では無症状者に対する広範囲なPCR検査を無条件に実施することは考えておりませんが、他方で、令和3年11月12日に政府対策本部において決定された「次の感染拡大に向けた安心確保のための取組の全体像」において、感染拡大傾向時に特措法第24条第9項に基づく要請に応じた、感染不安を感じる方の検査を無料化することが盛り込まれました。
これを受けまして、県といたしましても、検査実施のための補正予算案をこの定例会に提案をさせていただく予定でございますので、ご審議をお願い申し上げます。

再Q   秋山文和 議員(共産党)

政府の今やろうとしていることは、感染拡大傾向のときにという限定付きですね。デルタ株の拡大、これに見事に失敗してしまったと。これが痛恨の反省、教訓にならなければなりません。
知事、偽陰性、偽陽性のことを一貫しておっしゃっているんですけれども、しかし、今、私はこのウイルス感染検証のためには、感染を発見するためには、最も信頼性の高いのが私はPCR検査だと思います。これは知事もうなずいていらっしゃいます。デルタ株では水際作戦が大失敗したと、これが第5波の教訓です。オミクロン株がまん延してからでは手遅れになると、こういう認識です。
多分、知事も一緒だと思うんですが、新規感染者が減少している今だからこそ、最も信頼性のおけるPCR検査を大規模にというのは、先ほど申し上げましたが、科学的な知見に基づく提案だと私は考えているので、その点でもう一度知事の答弁をお願いします。

再A 大野元裕 知事

まず、PCR検査が最も信頼できる検査であるということについては同じでございます。
他方で、感染が拡大している時期についても、一貫して埼玉県の陽性率は、1都3県においても、一貫して最も低くとどまっており、必要な検査は充足しておりますので、必要な際にはしっかりとした検査を行うということが大切だと思っております。
また、クラスターの発生時等においては、拡大PCR等において、しっかりと検査を拡大をし、このオミクロン株であろうが、デルタ株であろうが関係なく、陽性者を割り出していくということについては、全く同じではございますが、ただ、無症状で今のように低い際に、無条件で無症状者に対する広範囲なPCR検査を行う場合には、先ほど申し上げたとおり偽陰性等を作り上げてしまう可能性がございますので、そこについては考えておりませんというご答弁をさせていただきました。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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