Myナビ 彩の国 開く

Myナビ 彩の国

総合トップ

県民向けトップ

事業者向けトップ

テーマ・目的別メニュー

  • 彩の国の安心・安全 危機管理・防災

ドラッグ&ドロップで順番の並び変えが可能です

埼玉県議会 議会のトップ画像

ここから本文です。

 

掲載日:2017年10月17日

平成29年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(新井   豪議員)

里親や施設の養護を受けている児童への配慮について

Q   新井   豪議員(自民

現在、埼玉県教育委員会では、「生きる力を育て、絆を深める埼玉教育」の理念の下、子供たちの自殺などがこれ以上起こらないよう、命を大切にする指導が徹底されているところであり、小学校の学習指導要領にものっとり、生い立ちを振り返る授業が行われております。子供の出生時から振り返り、産んでくれた母親の気持ちや名前の由来、年齢ごとの写真の持参を求められ、主に宿題として持ち帰り、授業で発表されています。時には授業参観という形で行われ、多くの母親が参加する中、「産んでくれてありがとう」とみんなで感謝し、感動で終わります。一見、すばらしい授業が行われているように感じられます。
しかし、この生い立ちを振り返る授業は、里親や施設によって養護を受けている多くの子供たちにとっては、とてもつらいものとなり、里親にとっても苦悩を伴うものとなっているのです。このような背景において、埼玉県里親会によって、生い立ちを振り返る授業についての実態調査が行われました。この結果によると、学校側に事前に相談して配慮を求めると、校長や教員は「配慮します」と返答しておきながら、それがほごにされることが多く、里親の皆さんが苦慮されている現状が伝わってきます。また、出生後や乳幼児期の写真、母子手帳、名前の由来などを求める授業が横行しており、教員による里親制度への理解が足りない状況もうかがえます。この生い立ちの授業が、子供と里親にとって精神的負担が大きく、「やめてほしい」との回答が17%もある結果を見過ごすことはできません。
小学校学習指導要領の解説には、「大切なのは自分の成長を実感できることであって、一律に過去から順にさかのぼることではない。児童の誕生や生育に関わる事柄を扱ったり、家族へのインタビューを行ったりする場合も考えられるので、プライバシーの配慮に留意するとともに、それぞれの家族の事情、特に生育歴や家族構成などに十分配慮することが必要である」と記載されているにもかかわらず、学習指導要領に反して配慮をしない教員が非常に多くいるというこの現状は、看過できるものではありません。一刻も早く改善すべきではないでしょうか。このような状況に対し、教員一人一人への研修の実施、学校長への指導要領と配慮の徹底を早急に行う必要があると思いますが、教育長の御所見をお伺いいたします。

A   小松弥生   教育長

まず、教員一人一人に対する研修を行わないのか、についてでございます。
議員御指摘のとおり、里親や施設の養護を受けている児童に対しては、自分の生い立ちを振り返る学習等の際、家族や家庭が多様であることを踏まえた配慮を行うのは大変重要で、必須のことと考えます。
里親や施設から要望があったにも関わらず配慮がなされない事例があるというのは大変遺憾でございます。
県といたしましては、教員研修において、具体的な事例や授業の工夫例などを示しながら、研修を充実してまいりたいと考えております。また、教員一人一人にこのことが伝わるよう市町村教育委員会を通じて指導してまいります。
次に、学習指導要領の趣旨を踏まえた配慮を行うよう校長を指導しないのか、についてでございます。
担当教員一人一人だけではなく、学校全体でどの子供も安心して学べるような状況に配慮した対応を行うのは、校長の責務でございますので、各種会議や通知など様々な機会を捉えまして、市町村教育委員会とも協力をして校長に対して指導してまいりたいと考えております。

再Q   新井   豪議員(自民

先ほど教育長の答弁では、教員が通常行われている研修でついでにやるというようなふうに聞きました。校長においても同様に伺ったところでありますが、この教員の研修って年に何回あって、いつ頃行われているのか。ということは、一番直近でいつそれが行われるのか。私は、早急に対応する必要があるというふうにお伺いしました。それはいつやるのか、明確にお答えいただきたいと思います。

再A   小松弥生   教育長

教員の研修に関しましては、御指摘のように、決められた年次研修等がございますけれども、日々校内で様々な研修を行うことも考えられます。
お話の、この件につきましては、いつ該当する授業が行われるか分かりませんので、なるべく早い時期に一人一人の教員に伝わるようにする必要があると思っております。
早急に資料を調整いたしまして、各学校に伝えて、各学校の中では、早急に研修を行うように指導するとともに、そして、決められた研修の機会や、様々な会議の場で指導してまいりたいと考えております。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?