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掲載日:2023年9月25日

平成29年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(並木正年議員)

更なるインバウンド効果を

Q   並木正年議員(県民

昨年、日本を訪れた外国人旅行客は約2,400万人で、今年もこれを上回るペースで増加しています。また、国内宿泊旅行調査によると、本県を旅行先に選んだ理由の都道府県ランキングでは、「特定のイベントやアクティビティーに興味があったから」という項目が、一昨年の24位から昨年は9位へと大きく躍進したことから、更に魅力のある各地域の情報発信に努め、約3兆7,000億円とも試算されている経済効果の一部でも、可能な限り広く県内に波及させる必要があると思います。
日本を訪れる外国人旅行者の目的は日本食や観光など様々ですが、日本の伝統文化を体験したいという目当ても多くあるようです。現在、本県では、江戸の面影を残す蔵造りの街並みが残る川越から、川下りや自然を感じる秩父、長瀞をSAITAMAプラチナルートと名付け、観光の定番ルートとして推奨しています。オリンピック・パラリンピックまで3年と迫った今後の取組提案として、日本の伝統文化を体験でき、さらに日本らしいお土産としても喜ばれる鴻巣や岩槻のひな人形、行田の足袋、羽生の藍染めなど、県北あるいは東部地域にも新たな観光プロモーションを進め、更なるインバウンド効果を図るべきと考えますが、産業労働部長に伺います。 

A   渡辺   充   産業労働部長

今年1月から8月までの間に日本を訪れた外国人の数は、昨年同時期に比べ17.8%増の約1,890万人で過去最高となっております。
県ではこの機会を逃すことなく外国人観光客を誘致するため本県の観光を積極的にPRしてるところです。
具体的には国内外の旅行会社に対し、埼玉定番の周遊ルートとして川越や秩父、長瀞を巡る「SAITAMAプラチナルート」の売り込みを行っております。
その際、定番の周遊ルート「SAITAMAプラチナルート」を基点とし、さらに県内各地への周遊につながるよう、様々な観光資源をPRしております。
これを受けて旅行会社が企画した商品の中には、熊谷や行田、鴻巣、岩槻などの観光地を巡る周遊コースの設定につながったものもございます。
例えば、昨年、台湾の旅行会社が川越から鴻巣を周遊する商品を販売し、400人を超える方が参加いたしました。川越を散策した後、鴻巣名物の川幅うどんに舌鼓をうち、幅の広い麺に大変感激していました。
外国人観光客の誘致に当たっては、他にはない本県独自の観光資源をいかに提案できるかが大きなポイントになります。
このため、昨年9月、外国人留学生などを対象としたモニターツアーを実施したところ、アメリカやヨーロッパ、アジアなど11の国や地域から19人の方の参加を得ました。
このツアーでは、鴻巣で人形の絵付けを体験をしてもらったほか、行田の忍城、熊谷の聖天山(しょうでんざん)を巡り、フェイスブックなどのSNSで情報発信していただきました。
議員お話の日本一の出荷額を誇る鴻巣や岩槻の節句人形、日本遺産に認定された足袋蔵(たびぐら)のまち行田などは本県の強みを生かした特徴的な観光資源です。
今後とも観光客に人気の川越や秩父、長瀞のみならず、本県ならではの観光地の魅力を海外に向けて積極的にPRし、外国人観光客の誘致に努めてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課 広報担当

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