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掲載日:2021年12月14日

平成30年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(木下博信議員)

教育長の役割と存在について

Q   木下博信   議員(改革

小松教育長の掛川や仙台での経験は、旧教育長としての経験です。新教育長としては埼玉が初めてです。この制度の変化を受けて、以前と今で何かを変えていらっしゃいますか。変えていらっしゃるとしたら、いつからでしょうか。そして、今の仕事の仕方で新教育長としての責務を果たせているとお考えでしょうか。お答えいただきたく存じます。
そもそも、何でこんな質問をさせていただくかというと、小松教育長の就任以来の発言と行動を見ている中で、教育長としての役割を認識されているのだろうか、果たされようとしているのだろうかという疑問がどんどん深まっているからです。深まるどころか、その職責を果たされていない。これでは現場で奮闘されている先生方、市町教委の皆さんがやっていられないという認識にさえ至りかねないと感じています。そう考えているので、さきの議会での教育長に対する問責決議に、趣旨は私たちの会派の認識と少し違うものの、賛成をさせていただきました。
行政は、様々に社会にとってなくてはならない施策を行っていますが、その中でも教育は何よりも重要です。一人一人の人生が幸せなものであるために、そしてその結果、社会が豊かなものであるために、最も影響があるのが教育だからです。その教育、公立の小学校、残念ながら全てに十分な環境が確保されているという状況ではありません。設備面で不足があったり、モンスターペアレントの行動に翻弄されていたり、虐待やネグレクトのある家庭から通ってくるお子さんがいたり、そういった状況もあって職員体制が十分でなかったり、中には保身に走る教員がいたり、だから時折報道されるような不祥事が発生したり、問題視されることもあったりします。
しかし、多くの先生方はそんな混沌とした状況の中で子供たちに日々向き合い、その未来を創り出そうと奮闘されています。その先生方の姿を見ているからこそ、地域の皆さんも自分たちに何ができるのかを考えて、登下校の見守り活動のみならず、様々な形で学校活動をボランティアで支えてくれています。
教育長が現場を見に来られた草加の放課後子ども教室、夏休みも含め、毎日開催していただいている地域の皆さんは、そういうありがたい方々です。そのことを考えたとき、現場の先生方が安心して前に進める環境を生み出すこと、打ちのめされないで生き生きと働ける環境をつくり出していくこと、それが現場を支える事務局の仕事のはずです。ゆめゆめ現場の上位の立場で管理、指導、統括をするものではないはずです。ですが、就任以来の小松教育長からは、真逆のものしか感じられません。だから、この質問をさせていただいています。どうぞ、そういう質問であることをおくみ取りいただき、御答弁お願いいたします。
そして、答弁いただけるに当たって、是非もう一つ伝えたいことがあります。市町村の教育現場、それはきちんと回っているのではなく、必死になって回しているんです。お分かりいただけるでしょうか、この違い。この違いが分かっていただければ、なるほどと納得できるお答えをいただけるはずです。そうでなければ、子供たちのために、現場で頑張る皆さんのために、地域の皆さんのために、「まあ、この人に言っても駄目だな」と投げ出したくはないので、御理解いただけるよう、再度聞かせていただくことになるでしょう。教育長、御答弁よろしくお願いいたします。

A   小松弥生 教育長

まず、「掛川市や仙台市の教育長のときと現在とで何かを変えているか」についてでございます。
私は、新教育長として本県の教育長に就任いたしましたので、教育行政の責任者として、リーダーシップを発揮し、子供たちや県民のための教育改革に迅速に取り組んでおります。
また、教育行政を進める上で、皆様の声をよく聴き、各教育現場の状況を的確に把握し、教育長としての職責を果たすよう努めております。
次に、「変えているとしたら、いつからか」についてでございますが、その場その場で常に全力で仕事をしております。
次に、「今の仕事の仕方で、新教育長としての責務を果たせていると考えるか」についてでございます。
私は、教職員の意見や、大学や企業など様々な立場の方のお話を聞く機会を設け、また、子供たちの様子を見聞きするため学校訪問を積極的に行っております。
そこで得られた情報を施策の立案に生かし、課題が速やかに解決するよう努めております。
例えば、専門高校では生徒たちが生き生きと実践的な学習に取り組んでおりますが、今後の高度技術社会に鑑みると、より時代を先駆けるような専門高校が必要であると感じております。
そこで、外部有識者、教職員、PTAの方々から提言を頂き、新たな発想で新時代の課題に取り組む姿勢と素養を持ち、県内を始め国内外で活躍できる人材を育成する専門高校拠点校を整備することを目指しております。
また、これまでの経験から「よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創る」という目標を学校と社会が共有して、連携・協働しながら子供たちを育んでいく大切さを強く感じております。
本県でも、学校が教育活動を通じて地域に貢献する取組を一層充実させる必要があると思っております。
そこで、平成30年度から、生徒たちの実社会からの学びを充実するとともに、学校の力を地域に生かす取組である「学校地域WIN-WINプロジェクト」事業を立ち上げ、5つの学校で実践研究を始めたところでございます。
今後とも県議会の御指導を頂戴しながら、教育長としての職責を果たしてまいります。

再Q   木下博信   議員(改革

御答弁を伺っていて、事務方の長として教育長なりに一所懸命、そこにいようとして、仕事しようとしていること、これは伝わってきたんですけれども、誰のために、何をなすために教育長という責任と権限を使おうとされているのかというところです。これが伝わってきませんでした。
例えば、何かあったときに問題を明らかにして再発防止すること、大切ですが、例えば第三者委員会を設置して処分するぞというような感じだと、現場に責任を押し付けることが責任の取り方でもないし、権限の行使でもありません。
例えば、障害者雇用の水増し問題がありましたけれども、執行責任者として即各方面にきちんと謝るとか、そういうのはあったんじゃないでしょうか。議会が始まるまでに迅速な対応をせずに、どうもやっぱり議会から見ていると、問責決議が出るとなったら事の検証組織をつくる方針を出すなど、自分が決定の執行の責任者であるということを感じていらっしゃるのかどうか、そこに確信が持てないんです。
執行の責任者と決定の責任者というのは新教育長のことで言えば、現場で何があっても、誰が悪いじゃなくて、まずは自分が最高責任者としてなすべきことを考える、そしてその責任を負うというのが大切だと思います。そういう気持ちと行動がなければ、現場の教職員はいたたまれませんし、組織として教育長を支えていい結果を出していこうというパワーも生まれてこないんじゃないでしょうか。そう感じましたので、もう一度、ここをお聞かせいただきますが、県教委で起こることは全て自分に責任がある、そういう認識で、自分を守るのではなく、現場を守り、子供たちを守っていく最高責任者として仕事をしていく、その認識につきまして、もう一度お答えいただきたく存じます。よろしくお願いいたします。

A   小松弥生 教育長

県の教育長の役割といたしましては、730万県民全体のために、生涯学習、学校教育、文化・文化財行政について、責任を負っているわけでございます。
議員御指摘のとおり県教育委員会で起きることは、全て私の責任であるというふうに認識をしております。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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