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掲載日:2021年12月14日

平成30年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(蒲生徳明議員)

草加柿木フーズサイトの整備について

Q   蒲生徳明   議員(公明

現在、私の地元草加市内で県企業局により草加柿木産業団地、(愛称)草加柿木フーズサイトの整備が昨年度から進められています。草加柿木地区は、住宅地などの開発計画が立っては消えることを繰り返してきたところで、今回ようやく企業局により産業団地整備が進むことになり、地元の注目度は大変高いものがあります。
この産業団地は、造成着手前に入居企業を募集し、区画の形状に対する希望などを整備計画に反映させるエントリー&オーダーメード方式によって整備が進められ、この方式は都道府県では初めての取組と聞いています。企業の操業のニーズに応え、それに伴い早期の雇用の創出と税収を確保することを可能にします。さらには、近くにある柿木浄水場から工業用水を供給し、稼ぐという点でも県にメリットがある、いわば一石三鳥のすばらしい事業で、現在はエントリーされた企業と意見交換を重ねていると聞いています。
しかし、いまだ工事が始まっていないこともあり、地元の皆様には草加柿木地区がどのように変わっていくのかがなかなか見えてきません。よく工事現場にある囲いには完成予想図とかがあったりしますが、現地にはまだその囲いもない状態なので、草加柿木地区がどのようになるのか、知人に紹介するときにどんなふうに紹介すればいいのかなど、整備が終了し、予定した全企業が操業した後の地区の姿に地元住民の皆様は興味津々であります。また、どのような企業がどう建築し、どんな景観を造っていくのか、工事はどう進んでいくのか、危険はないのかなど様々な不安もあるというのが正直なところです。
そこで、現在まで企業と意見交換をしてきた中で、企業局が描いている草加柿木地区はどのような姿になっていくのか、整備はどのように進んでいくのか、公営企業管理者に伺います。

A   立川吉朗   公営企業管理者

草加柿木地区では、工業用水の使用を条件に立地企業の募集を行った結果、食品製造業ですべての区画が埋まり、「草加柿木フーズサイト」の名称で整備を進めております。
食品製造業は、日常生活においてとても身近な存在であり、多くの人手を必要とし雇用の拡大も見込めることから、企業を誘致する自治体にとっては大変魅力的な業種で、立地を希望する声を多く聞くところでございます。
また、この「草加柿木フーズサイト」は、議員お話のとおり、企業局が現在進めております「エントリー&オーダーメード方式」による第1号団地となります。
この方式では、立地企業との意見交換を頻繁に行っており、企業からの様々な提案を受けております。
例えば、立地企業が共同で運営する保育所の開設などを企業と共に検討しているところでございます。
また、県からも、地元小中学生の工場見学や体験学習の場として提供するなど地域に開かれた産業団地となるよう、積極的に立地企業に働きかけてまいります。
あわせて、隣接する越谷レイクタウンとの間にふれあい水辺公園や緑地を整備して周辺環境との調和を図り、地域の方々にゆとりと賑わいの空間を提供いたします。
産業団地の整備にあたっては、企業への引渡しを平成32年度中に予定しております。
それまでの工事期間は、通勤・通学時や休日における工事用車両の出入りを避け、交通渋滞が生じないよう対策を講じるなど、近隣住民の生活環境に十分配慮いたします。
引き続き、地元草加市と連携のうえ、地域に根差し地域と共に発展する「草加柿木フーズサイト」の実現を目指し、全力で取り組んでまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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