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掲載日:2021年12月14日
Q 神尾高善 議員(自民)
まず、県道花園本庄線の整備についてです。
県道花園本庄線は、旧花園町と本庄市をつなぐ道路であり、花園インターチェンジや本庄児玉インターチェンジへアクセスする道路となっています。この道路の整備は、今後深谷市が発展するためには欠かせないと考えており、そこで現在、旧花園町地域の荒川工区及び旧岡部町地域の榛沢新田工区における道路整備について、現在の進捗状況と今後の見通しを県土整備部長に伺います。
次に、県道広木折原線の整備ですが、この路線は美里町と寄居町を結ぶ地域の幹線道路ですが、円良田湖周辺は狭あいで、かつ屈曲しているため、大型車の通り抜けが困難な区間があります。この状況が改善されれば観光名所となって円良田湖にも観光バスが来ることが可能であり、地域の活性化につながるものと考えております。
このような状況を御賢察いただきながら、現在において狭あい区間の整備に着手していただいておりますが、現在の進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長に伺います。
A 西成秀幸 県土整備部長
まず、県道花園本庄線の整備についてでございます。
この路線は、旧花園町と本庄市を繋ぐ幹線道路であり、関越道へのアクセス道路ともなっております。
旧花園町地域の荒川工区では、国道140号から秩父鉄道の踏切までの320メートル区間で拡幅整備を実施しております。
この区間については、本年5月に最後の用地交渉がまとまり、全ての用地売買契約が完了しました。
今後は、道路工事に支障となる農業用パイプライン移設などの協議を進め、早期に工事に着手できるよう努めてまいります。
また、旧岡部町地域の榛沢新田工区では、藤治川から本庄市境までの約1.6キロメートル区間でバイパス整備を実施しております。
この区間の用地買収率は92%、工事進捗率は15%となっており、平成30年度から志戸川に架かる橋りょう下部工の工事にも着手しました。
引き続き、残る用地取得に向け、地元の皆様の御協力をいただきながら交渉を続けるとともに、工事も併せて推進し、早期に完成できるよう努めてまいります。
次に県道広木折原線の整備についてでございます。
この路線は美里町と寄居町を繋ぐ地域の主要な道路ですが、円良田湖周辺は狭隘で大型車の通行が困難な区間があります。
このため美里町大字円良田地内から寄居町大字末野地内へ至る約2キロメートル区間について、拡幅事業に着手したところです。
美里町区間につきましては、これまでに道路の詳細設計が完了しました。
今後用地測量のための説明会を開催し、平成31年度には用地買収に着手する予定です。
寄居町区間につきましては、地形や土地の権利関係が複雑なため、最適なルート案や道路の構造について検討をしているところです。
ルートが決定した後には、関係者の皆様に検討結果を御説明し、その後設計に必要な調査や測量などを順次実施してまいります。
引き続き、地元の皆様の御理解と御協力をいただきながら事業の推進に努めてまいります。
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