埼玉県議会 県議会

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掲載日:2018年12月19日

平成30年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(木下博信議員)

学力テストの結果の生かし方について

Q   木下博信   議員(改革

全国学力調査テスト、県ごとの平均、県内市町村の正答率は公表されて、市町村教委としても様々に活用しています。一方で、このテスト、平均正答率だけで埼玉県は高いとか低いとか、○○市は高くてここは低いんだとか、評価、議論する見方もあります。実際にそんな声も聞きます。それを否定するわけではありませんが、このテストはそうした比べる評価のためのものではないはずです。現状を把握して対応を考えるためのデータのはずです。
そう考えたとき、平均正答率が全国より高い低い、他市より高い低いというところだけに視点がいかないように、問題ごとの正答率ではなく、個人に着目した正答率、そのばらつきがどうなっているのかも整理し、比較する必要があると考えるのですが、いかがでしょう。
単純に個人の得点を並べていったとき、同じ平均点でも点数の低い人が少なくて点数の多い人も少ない平均なのか、モード値として多数の人の点数は高いのに点数の低い人が多数いて、結果として平均が下がっているのか、極端に言ったら、こういう正規分布に存在するんじゃなくて、二こぶの状態のような結果になってしまっているのか、平均という数字だけで見ると、こういう状況は分かりません。
ですので、平均の数値だけではなく、個人の得点の分布から多角的な視点で検証して、他の市町村と比べてどういう特性があるのかというよりも、今言ったことの方が子供たちの成長を考えとき、大切だと感じるのですが、いかがでしょう。そういう分析がなされているのでしょうか。なされていなければ、やってみるお考えはありませんか。そして、それを市町村教委と共有して生かしてみませんか。御答弁よろしくお願いいたします。

A   小松弥生 教育長

まず、「平均点だけでなく多角的な視点で検証することが大切だと考えるがいかがか」についてございます。
全国学力・学習状況調査の結果は、単に平均正答率だけを分析・比較するのではなく、議員お話のとおり、多角的な視点で分析し、子供たちのための授業改善などに活かしていくことが重要だと考えております。
次に、「多角的な視点による分析はなされているのか」についてでございます。
県では、市町村ごとの正答率が高い子供と低い子供の分布状況や、他の都道府県と比べて正答率の低い問題はどのような問題なのかなどを分析しております。
その結果、正規分布の場合もあれば、正答率が高い子供と低い子供に分かれている、いわゆるふたこぶ状態が見られる場合など、市町村や教科によって違いがございます。
また、本県では、複数の資料を見て情報を整理して、その上で自分の考えをまとめて解答するといったような問題の正答率が低い傾向にございます。
次に、「分析結果を市町村と共有し、活かしているのか」についてでございます。
県といたしましては、市町村の教育長や校長が集まる会議などで、全国学力・学習状況調査の分析結果を共有するとともに、学校を直接訪問し、指導改善のアイディアを示すなどきめ細かな支援をしております。
今後とも、より子供たちの実態にあった指導が進められるよう、学力調査の結果を多角的な視点で分析・活用することで、本県の子供たちの学力向上に努めてまいります。

再Q   木下博信   議員(改革

学力テストの結果の生かし方についてです。最後の結論では、多角的に分析して活用してまいりますとお答えだったんですが、途中一所懸命聞いていたんですけれども、今言ったような個人の分布だとか、そういったことに着目した分析をしていると言っているふうにも聞こえるし、していないでどの分野の正答率が低いのか高いのか、そういったところの分析なのかなと、ちょっと正確につかめなかったので、もう一度、個に着目して、どうやってその分布があるのか、正答率の部分だけじゃない個人に着目した分布がどうなっているというところも見ていらっしゃるのかどうか、そこだけお答えいただきたいと思います。多角的にとは言ってくれているんで、もしやっていないのであれば、やっていただけると思いますから、現状で今みたいなことをやっていたのか、やっていなかったのかということだけ教えてください。

A   小松弥生 教育長

全国学力・学習状況調査の結果で、県全体のモード値、それから市町村全体のモード値については県に送られてまいります。
学校別のモード値につきましては、市町村と学校にのみ送られてくるという状況でございますので、県におきましては、県に送られてくるデータによる多角的な分析を行って、それを市町村と共有しながら、さらに市町村が市町村で得られている、あるいは学校ごとに得られている資料で分析する際にお手伝いをしたり、一緒に指導方法の改善方策を探っていったりしているところでございます。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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