トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 平成29年2月定例会 > 平成29年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (山下勝矢議員)
ここから本文です。
ページ番号:89536
掲載日:2020年3月11日
Q 山下勝矢議員(自民)
第二大場川の整備につきましては、県の努力により三郷放水路から上流に向けた改修が進められており、常磐自動車道付近までの区間は見た目にも川幅が広がったと実感できる状況であります。しかし、県道上笹塚谷口線の三郷橋付近は川幅がいまだに狭いことから、近隣の住民から洪水時に川があふれ、浸水被害が発生するのではないかという心配の声を聞いております。
一方、沿線では三郷インター周辺の土地区画整理事業などによるまちづくりが進んでいることや、最上流部にみさと団地があることなどから、上流から下流まで人口が集積しており、第二大場川周辺は三郷市の背骨を形成しているとも言えます。このため、流域にお住まいの住民の皆様が浸水被害の心配をすることなく、安心して暮らせるよう、ともに水に親しめるような歩道の整備を併せた第二大場川の改修の一日も早い完成が望まれるところです。
そこで、第二大場川の現在の進捗状況と今後の整備の見通しについて県土整備部長にお伺いします。
A 浅井義明 県土整備部長
第二大場川では、三郷放水路からJR武蔵野線までの約5.7キロメートル区間で河川改修を進めております。
このうち、下流部に当たる三郷放水路から常磐自動車道までの約3キロメートル区間は、三郷橋周辺の80メートルを除き、河川の拡幅と栄及び上口の2つの調節池の整備が完了しております。
三郷橋周辺につきましては、平成28年度に地質調査を実施しており、平成29年度は、三郷橋の架換えに向けた取付護岸の詳細設計を予定しております。
また、上流部の常磐自動車道からJR武蔵野線までの約2.7キロメートル区間では、上口調節池を洪水時の受皿として、平成26年度から河川改修に着手いたしました。
この区間では、常磐自動車道から駒形橋までの右岸400メートルの河川の拡幅を三郷インターA地区土地区画整理事業の進捗とあわせ完了しております。
平成29年度は、駒形橋から県道草加流山線までの320メートル区間で、三郷市が進めている都市計画道路駒形線の整備とあわせ、市と連携して用地買収を進めてまいります。
また、駒形橋につきましては三郷市の事業となりますので、平成29年度に架換えに向けた協定の締結を進めてまいります。
今後とも、流域の皆様が安心安全に暮らせるよう、事業推進に努めてまいります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください