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掲載日:2020年3月10日

平成29年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(板橋智之議員)

JR東川口駅のホーム改修について

Q 板橋智之議員(自民

昨年12月13日、JR東日本は、駅ホームの安全性向上に向けた取組として、国及び自治体の協力の下に、1日10万人以上の乗降客がある駅等を優先してホームドアの設置を進めるとの発表をされていましたが、その後、本年2月1日には、京浜東北線のさいたま新都心から川口駅までの7駅の整備計画を2020年度末から約1年前倒しすることをさらに決めました。早速、本県埼玉県においても、今定例会において次年度予算の中に川口駅と西川口駅のホームドアの設置関連の予算を盛り込んでいただいておりますが、これには一定の評価をするところであります。
さて、川口市内にはもう一つのJRの駅があります。武蔵野線の東川口駅であります。1日の乗降客は約6万9,000人で、県内駅利用者ランキング24位、さらにJR武蔵野線と埼玉高速鉄道が結節しており、サッカーでおなじみの東京オリンピック2020の会場にも決まっている埼玉スタジアム2002への乗換駅でもあります。実は、この駅のホームは東西方向の高架の島式であります。したがって、雨や風が強いときにホームに出ると傘が十分に機能せず、転落の危険さえ生じることから、電車が到着する直前まで階段や改札口付近で混雑の中でも待機せざるを得なくなるときがあります。そして電車が到着すると、待機している利用者が駆け込み乗車し、利用者同士が錯綜し、非常に危険な状況となっています。
そこで質問ですが、1点目として、ホームの外側に沿って雨や風をしのげる壁、暴風雨壁を設置してもらいたいと考えております。
また、2点目として、乗降客が10万人にまで至らずとも、次なる計画としてホームドアの設置についても、企画財政部長に御見解をお伺いいたします。

A 中原健一 企画財政部長

まず、防風雨壁の設置についてでございます。
JR武蔵野線は高架構造となっているため、沿線市から各駅のホームにおける風雨対策について要望が出されております。
県としては、地元市からの要望を踏まえ、風よけの整備や待合室の設置などについてJR東日本に要望したところでございます。
特に東川口駅については、防風雨壁の設置の要望をしております。
東川口駅のホーム中央には、風雨をしのぐための壁3箇所が平成22年に改修整備されております。
地元市の御要望のように線路外側に防風雨壁を設置することについては、構造の補強が一般的には必要であり、多額の費用を要すると想定されるとのことでございます。
このためJR東日本では現時点で、具体的な整備計画は策定できていないとのことです。
県としましては、地元川口市の要望も踏まえ、快適な駅環境の実現に向け引き続きJR東日本に要望してまいります。
次に、東川口駅のホームドアの設置についてでございます。
県では、国の方針を踏まえ、ホームドアについて、まず1日の利用者数10万人以上の駅を優先して整備を促進する考えでございます。
それとともに、10万人未満の駅につきましても、転落事故の発生状況、視覚障害のある方の利用状況や整備要望、ホームの混雑状況等を勘案して必要な場合に、同様に優先的に整備を行うものと考えております。
なお、武蔵野線につきましては車両の扉位置が統一されてない課題もあると聞いております。現時点ではJR東日本から具体の整備方針は示されておりません。
このため、県としましては、武蔵野線につきまして早期にホームドア整備の方針を示すよう、引き続きJR東日本に働き掛けてまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課 広報担当

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