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掲載日:2023年5月9日
Q 大嶋和浩 議員(県民)
現在は群馬県を本拠地に活動が行われているラグビートップリーグの強豪のパナソニックワイルドナイツが、今月1日に群馬県太田市の清水市長に移転の方針について報告され、今月8日には本県の上田知事へ本県の県営熊谷ラグビー場への本拠地移転の申し入れが、さらに13日には熊谷市の富岡市長へ協力要請の訪問がなされたところであります。これらの出来事は大きなニュースとして大々的に新聞報道等も行われたことは御承知のとおりです。
ラグビートップリーグのパナソニックワイルドナイツは、その前身であるサンヨーの時代からラグビーのみならず、群馬県とは生活の基盤も同じくする産業面で大変つながりの強い埼玉県北部の住民にとっては、特に大変身近な存在として相互の交流なども盛んに行われてきました。近年、ラグビーワールドカップ2019の試合会場としてのラグビー機運の高まりとともに、熊谷スポーツ文化公園でのパナソニック戦の開催により、本拠地は群馬県ではありますが、県境を越えた地域のチームとして、より親しまれてきたところであります。改めてこれまでも長い歴史の中で大変親しみのあるチームとしてこれまで交流が行われ、トップリーグの強豪でもあるパナソニックワイルドナイツの本拠地移転については、県営熊谷ラグビー場の有効な活用と本県の活性化についての期待が多く聞かれているところでございます。
そこで、これらを受けて、改めて埼玉県としての見解と本拠地移転へ向けた正に受入れのための今後の取組について、県民生活部長にお尋ねをさせていただきます。
A 矢嶋行雄 県民生活部長
パナソニックワイルドナイツは、これまで日本ラグビーフットボール選手権で5回の優勝を誇る、日本を代表する強豪チームです。
現在本拠地を隣接する群馬県太田市に置いておりますことから、本県のラグビーファンにとっても馴染み深いチームであります。
本年2月8日、パナソニック株式会社から本県に対しまして、ワイルドナイツの本拠地を熊谷市に移転したいとの申入れが正式にございました。
パナソニック株式会社は、この移転によりまして本県を含めた北関東エリア全体を視野に入れた地域活性化に寄与したいとしております。
パナソニックワイルドナイツの本拠地の移転が実現すれば、トップリーグのホームゲームの増加が見込まれるなど、熊谷ラグビー場の利用が進みます。
また、日本を代表する強豪チームは多くのファンを惹きつけ、熊谷スポーツ文化公園全体の賑わいづくりにもつながります。
さらに、地元経済界にとりましてもラグビータウン熊谷の発展に向けた追い風ともなります。
こうしたことから、本県といたしましても、パナソニックワイルドナイツの本拠地移転の申出を歓迎したいと考えております。
次に今後の取組ですが、チーム側は、公園内にクラブハウスを建設し、ラグビーワールドカップ後の、できるだけ早い時期に移転したいとの意向があると伺っております。
この移転に関して、熊谷スポーツ文化公園は都市公園でありますことから、県民の利便性の向上はもちろん、法令上の制約をクリアした上で進めていく必要がございます。
そこで今後、本拠地移転を円滑に進めていくため、埼玉県、熊谷市、パナソニック株式会社の3者による連携協定を本年度内に締結したいと考えております。
パナソニックワイルドナイツの本拠地移転が、ラグビーワールドカップのレガシーの一つとなりますよう、しっかり取り組んでまいります。
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