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掲載日:2023年5月9日
Q 岡田静佳 議員(自民)
近年、台風や局地的集中豪雨による災害が全国各地で発生しています。所沢市内においても平成28年8月の台風9号により、柳瀬川や東川、砂川堀において浸水被害が発生しました。緊急的な浸水被害対策として柳瀬川と東川、砂川堀では川の流れを阻害している土砂や樹木の撤去を実施し、監視カメラをつけ、また、日比田調節池においては早期完成を目指し、掘削工事を実施していただいています。この調節池の近くには株式会社KADOKAWAと所沢市が共同プロジェクトとして進めているところざわサクラタウンが来年4月にオープンの予定です。
幸い、今年度は台風やゲリラ豪雨による大きな浸水被害はありませんでしたが、地元では毎年やってくる台風やゲリラ豪雨による浸水被害をなくすために柳瀬川と東川の改修が進むことを望んでいます。ところざわサクラタウンに集まる観光客のためにも遊歩道の整備も含めて早期の改修が必要です。
そこで、所沢市内を流れる柳瀬川と東川の浸水対策について、現在の進捗状況と今後の見通しを県土整備部長にお伺いいたします。
A 西成秀幸 県土整備部長
まず、1級河川柳瀬川につきましては、新河岸川との合流点から清柳橋の下流まで延長約5.7キロメートル区間の河道整備が完了しております。
平成30年度は、清柳橋の架換え事業に着手し、現在、橋りょうの詳細設計を進めております。平成31年度には工事に着手してまいります。
中上流部の未改修区間については、現在、調査や測量などを実施しており、今後、整備に向けた検討を進めてまいります。
次に、1級河川東川につきましては、柳瀬川との合流点から地下河川の上流端まで延長約8.2キロメートル区間の河道整備が完了しております。
日比田調節池については、平成28年の台風9号の浸水被害を受け、事業のスピードアップを図り、平成30年12月には掘削工事が完了し、現在、管理橋の設置工事などを進めております。
また、柳瀬川と東川については、下水道事業者である所沢市と河川・下水道事業調整協議会を設置し、地下河川の除塵機の改良や道路の雨水ますの浸透化などに取り組んでおります。
引き続き、地元市と連携して浸水被害の軽減を図ってまいります。
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