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掲載日:2023年5月9日
Q 岡田静佳 議員(自民)
先月1月17日に、新座市、清瀬市、所沢市、練馬区の首長、議長が都営地下鉄大江戸線延伸の要望に来ました。平成28年に国の交通政策審議会の答申に東所沢駅までの延伸が示されてから3年たちますが、延伸に向けて県はどのような取組をしてきたのか、また、今後の方針はいかがでしょうか。
次に、多摩都市モノレールの延伸についてです。
現在、多摩センター駅から上北台駅までの路線となっていますが、西武ドームを経由し、西武池袋線小手指駅までの延伸要望が高まっています。この声に応えていただきたいのですが、県はこの声をどう受け止めているのでしょうか。以上、企画財政部長に伺います。
A 砂川裕紀 企画財政部長
まず、「都営地下鉄大江戸線の延伸に向けて県はどのような取り組みをしてきたのか、また今後の方針はいかがか」についてでございます。
大江戸線の延伸につきましては、平成28年の交通政策審議会答申において、都心部とのアクセス向上に意義がある一方で、県内区間については事業性に課題があり、まずは沿線開発などの取組が求められております。
県では、まちづくりの主体である県内の沿線の新座市や所沢市と毎年、連絡会議を開催し、沿線の開発状況や今後の需要創出につながる取組などの意見交換を行っております。
また、沿線市での検討が進むよう需要動向やルート計画策定上の課題について調査を行い、その結果を連絡会議において提供しております。
さらに、都県を跨る路線であることから、東京都と随時、延伸に向けた取組やまちづくりなどについて、意見交換を行ってきております。
県内及び都内の沿線自治体で構成する協議会では、今年度から課題整理のための調査を行っており、今後も更なる検討を進めると聞いております。
今後の方針ですが、県としては、こうした地元の検討に積極的に協力するとともに、東京都とも引き続き意見交換を実施し、延伸に向け取り組んでまいります。
次に「多摩都市モノレールの延伸の要望の声を県はどう受け止めているか」についてでございます。
議員お話しの西武ドームを経由し、小手指駅までの延伸については、平成29年度に地元の自治連合会などによる誘致推進協議会が結成されたことは承知をしております。
新たな路線の整備には、多額の建設費や導入空間の確保とともに、地域のまちづくりとの連携など多くの課題があります。
交通政策審議会の答申に位置付けがなされていないこともあり、まずは、地元地域において、延伸することの意義や効果、事業性など十分議論を尽くしていただくことが必要であると考えております。
県といたしましては、地域における議論の状況を見極めながら対応してまいりたいと考えております。
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