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掲載日:2023年5月9日

平成31年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(藤井健志議員)

高速埼玉新都心線の東北自動車道への延伸及び高速埼玉大宮線の圏央道への延伸について

Q   藤井健志   議員(自民

国道16号や463号などの県内を東西につなぐ道路では、慢性的な渋滞が発生しております。また、昨年6月に東京外環自動車道は千葉区間が開通し、千葉とのアクセス性が向上した一方で、東西方向の国道298号、国道463号では、更なる渋滞への懸念が高まっているところであります。外環道や圏央道の整備は進んでいるものの、圏央道以南のネットワークはぜい弱と言わざるを得ません。
こうした中、いまだ構想段階である核都市広域幹線道路の重要性が増大してくるものと推察されます。この核都市広域幹線道路は、1994年12月16日に高規格幹線道路を補完する地域高規格道路の候補路線に指定されました。中でも優先順位が高いと思われるのは、さいたま新都心を経由する首都高速道路高速埼玉新都心線の東北道までの延伸で、延伸により県南地域広域の東西アクセスを強化し、渋滞の緩和、物流の促進、そして企業誘致にも大きく貢献するものと考えられます。加えて、さいたま新都心は災害時の首都圏機能をバックアップする広域防災拠点に位置付けられていることから、国、県、市にとっても、その必要性が極めて高いものと考えられます。昨年には、国土交通省関東地方整備局らで構成する埼玉県渋滞ボトルネック検討ワーキンググループにおいて様々な検討がされていると聞いております。
また、南北方向のネットワークとしては、高速埼玉大宮線の圏央道までの整備が必要であり、現在、新大宮上尾道路として与野ジャンクションから上尾南インターチェンジまで整備が進められていますが、この整備を加速させ、圏央道まで早期につなげることが不可欠と考えます。
そこで、高速埼玉新都心線のさいたま見沼インターチェンジから東北自動車道、さらに高速埼玉大宮線の圏央道までの早期整備に向けた今後の取組について、県土整備部長の御所見をお伺いいたします。

A   西成秀幸   県土整備部長

本県の道路交通状況は、県南部をはじめ依然として著しい渋滞が生じており、県民生活や社会経済に大きな影響を及ぼしております。
この課題解決に向け、平成30年10月に国土交通省関東地方整備局や埼玉県、さいたま市、高速道路会社などが委員である「埼玉県渋滞ボトルネック検討ワーキンググループ」が開催されました。
この中で、県からは、新大宮上尾道路の圏央道までの早期整備や高速埼玉新都心線の東北自動車道までの延伸を含む核都市広域幹線道路などの必要性について提起いたしました。
ワーキンググループでは、これらを踏まえ、圏央道から南の県中部エリアと東部エリアで渋滞が顕著であることから、南北方向、東西方向ともに規格の高い道路が必要であるとの認識が共有されました。
今後の取組でございますが、このワーキンググループにおいて圏央道から南の地域のポテンシャルを十分に発揮させるための道路ネットワーク計画を策定することとなっております。
県といたしましては、この計画に新大宮上尾道路の延伸や核都市広域幹線道路がしっかりと位置付けられるように取り組んでまいります。
併せて、これらの道路の早期実現に向け、沿線市と連携を図りながら、要望活動をはじめとしたあらゆる機会を通じて、国に積極的に働きかけてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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