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掲載日:2026年8月24日

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合同会社OttO

OttO_イメージ画像

事業者名 合同会社OttO
代表者名 代表社員 今井 健太
設立 2024年10月
所在地 さいたま市大宮区桜木町1丁目345番地
主な事業内容 映画館、カフェ、シェアハウスの運営
従業員数 12人
ホームページ https://otto-extended.com/

社会貢献活動について

活動を始めた時期・きっかけ

2019年、代表の今井の義父所有の建物がさいたま市の区画整理で建替え対象となったことを受け、マンションが建ち並ぶ中で「もっと何かが必要なのでは」との家族間での話し合いから、映画館を創ることを着想しました。

2025年4月に、日本で唯一の映画館とカフェとシェアハウスの複合建物としてオープンし、高画質・高音質の映画館でもあることから、地域の方々だけでなく遠方のお客様にも足を運んでいただける場所に成長していきました。

当施設ご利用のお客様と話をする中で、近隣にある県立小児医療センターに入院する子どもへ付き添われるご家族の方々の滞在場所が不足している現状を知り、当施設のシェアハウスの一部をそういった方々の支援の場として活用することはできないかと考え始めました。しかし、家族経営の小さな施設だけでは継続的に支援していくことは難しく、当社だけでの取組みでなく協力していただけそうな企業と連携して本取組みを実施できないかと考えました。

こうした状況の中、当施設で実施がありました中小企業診断士の方々が集まるイベントで本件相談をしてみたところ、株式会社ホンダモビリティ南関東様とご縁をいただき、2026年7月にパートナーシップを締結し、共に取り組みを行うことになりました。

OttO_ホンダモビリティとのパートナーシップ締結

▲株式会社ホンダモビリティ南関東様とのパートナーシップ締結

具体的な活動内容

入院児付き添い家族支援

県立小児医療センターに入院されるお子さまに付き添うご家族の滞在場所として、当施設のシェアハウスの1部屋を無償でご利用いただく取組みをしています。この取組みは、パートナーシップを締結している株式会社ホンダモビリティ南関東様に活動を支えていただき実現している活動です。ご利用いただく部屋は、株式会社ホンダモビリティ南関東様のアイデアにより、イタリア語で「近くにいる」という意味を含めた「ヴィチーノ&ユー」と名付けました。

OttO_提供する部屋「ヴィチーノ&ユー」

▲入院児付き添い家族のために提供される部屋「ヴィチーノ&ユー」

OttO_部屋の様子

▲室内の様子

入院付き添い家族の休息の場が少ない事による経済的、肉体的な負担は社会問題でもあり、このような場が増える事は医療そのものへの貢献にもなると考えています。また、大変な思いをしている方々の実態がもっと可視化されることも重要です。

今回の取り組みはOttOだけでは成しえず、企業同士がそれぞれ出来ることを持ち寄り、協力することで実施される新しい社会貢献のかたちとしても意味があると考えています。

本活動の着想から約3か月という非常に短い期間でこのような連携が生まれた背景には、県立小児医療センター様や、すでに滞在支援を行っているドナルド・マクドナルド・ハウスさいたま様、あすなろの家様の実際の現場を見せていただいたことで、それぞれが当事者としてこの取り組みの必要性を深く感じたことが原動力となったと感じています。

株式会社ホンダモビリティ南関東様にとっても、既に取り組まれている入院されている子ども達への支援「勇気プロジェクト」で、子どもたちが病院内での移動や治療に向かう際の不安やストレスを和らげるために子ども用電動モビリティ「Honda Shogo」を提供する活動から、更にご家族への支援という広がりをつくる良い機会になったとのお話をいただいています。

私も子を持つ親として「私であったかも知れない」と感じるとともに、支援する側、される側ではなく、同じ社会の当事者として今後も取り組んで行けたらと考えています。

映画館を基点とした地域活動

2026年8月13日、シェアハウス住民の発案により地域の子ども向けに夏祭りを開催しました。カフェスペースを開放し、輪投げや射的、かき氷といった夏祭りならではのブースを出展しました。

「いっしょにつくってあそぼう!」をテーマに、お越しいただいた皆様に楽しんでいただけるよう、住民総出で運営に当たっていました。

お盆期間中ではありましたが、多くの方にご参加をいただき、大変賑わいのあるイベントとなりました。

OttO_夏祭りの様子

▲射的を楽しむ参加者たち

 取り組んでよかったこと

入院児付き添い家族支援

本取組みは、まだ始まったばかりです。今後も、実態に合わせて出来る限りの支援活動を行いたいと考えています。

小児医療関連での心的、経済的負担は、当事者が若い世代ということもあり声を上げる機会が少なく、あまり可視化されていません。かつてお子様の入院を経験された方々が、現在困っている人たちの為のサポートを始めているという現状だそうです。

情報訴求力のある民間企業が支援を始める事でこのような実態を「知ってもらう」事にも貢献し、社会の中での認識が広まる事を望んでいます。今回の活動をニュースや新聞記事等で取り上げていただいたことで、地域の方々から「応援します!」との声をいただき、非常に励みになっています。

映画を基点とした地域活動

シェアハウス住民発案の企画実施は今回の夏祭りが初めてでしたが、地域の子ども達や普段映画を見に来られているお客様まで様々な方々にお越しいただき、大盛況のイベントとなりました。このような地域イベントが実施され、さながら公民館の拡大版のような拡がりが出てきている事を大変嬉しく思っています。

ご参加いただいた方々から「次の企画はなんですか?」など、次回以降の企画を楽しみにしてくれている声も届いており、やりがいを感じます。

今後も、こういった取り組みを継続的に実施し、地域のための施設になれるよう努めていきたいと思っています。

今後に向けて

OttOの着想時から、様々な偶然とご縁の中でものごとが進んできています。

映画館を創るという話を誰かに伝えた時に、多くの人が自分の家族と行った映画の記憶や子供の頃の街の様子などを話してくれました。そしてそれらは身体的な記憶と繋がっていて、心の中で何かが動くのを感じてきています。未来の事は分かりませんが、心が動く事で人や物事が動くという事を意識しつつ、必要とされている事、OttOにできる事を積み上げていきたいと考えています。

代表社員に聞く!社会貢献活動への思い

映画は娯楽としてだけでなく、様々な価値観や社会の仕組みを知る機会を与えてくれるものでもあります。

また、現代社会においてはローカルメディアのような情報発信の役割を持つ流れとなっていることも感じています。

人間の営みそのものとも言える映画に触れられる住宅街の中の「まちの映画館」ができる事、求められることを拡がりを持って考え取り組んでいきたいと考えています。

代表社員 今井 健太

 

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お問い合わせ

県民生活部 共助社会づくり課 活動支援担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第三庁舎3階

ファックス:048-830-4751

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