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掲載日:2024年8月29日

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生活協同組合パルシステム埼玉

パルシステム埼玉_建物外観

事業者名 生活協同組合パルシステム埼玉
代表者名 理事長 樋口 民子
設立 1951年5月
所在地 蕨市錦町2-10-4
主な事業内容

組合員宅への食材や生活雑貨の供給

従業員数 627人
ホームページ https://www.palsystem-saitama.coop/

 CSR・社会貢献活動について

活動を始めた時期・きっかけ

予備青果の寄贈

組合員に供給する青果のうち、事業上やむを得ず発生する予備青果。その予備分を生活困窮世帯に対して提供し、支援する取組を2019年度から始めました。スタート当初は、生活困窮世帯の子どもたちを支援する、一般社団法人彩の国子ども・若者支援ネットワークと一般社団法人埼玉県子ども食堂ネットワークの2団体への提供から始めました。

パルシステム埼玉市民活動支援金

1998年度に創設した市民活動支援金は、ボランティアや福祉活動、環境活動、まちづくり活動等、地域の課題と向き合う非営利団体を資金面で支援する制度です。本制度は、誰もがいきいきと安心して過ごせる地域社会を広げたいという考えから、様々な団体と協力し、多岐にわたる地域課題の解決に取り組むためにスタートさせました。

フードドライブ

子どもの貧困や困窮者支援の必要性を組合員に知ってもらうためにフードドライブを始めました。

見守り活動

高齢者の孤独死防止を目的に、見守り活動を始めました。また、誰もが安心して暮らせる社会を実現するため、2012年9月に蕨市と「蕨市見守りネットワーク活動」として、市内で初めての見守り協定を結びました。

具体的な活動内容

予備青果の寄贈

予備青果を彩の国子ども・若者支援ネットワークと埼玉県子ども食堂ネットワーク、おせっかい倉庫フードパントリー浦和西の3団体に定期的に提供しています。

パルシステム埼玉_予備青果

▲予備青果の提供の様子

パルシステム埼玉市民活動支援金

市民活動支援金は毎年9月から10月の期間に助成先団体を募集し、組合員を委員とした運営委員会で助成先団体と助成金額を決めています。

フードドライブ

組合員活動施設ぱる★てらすや配送センターで開催するパル・マルシェ(旧青空市)でフードドライブを呼びかけるほか、年2回実施する配達時のフードドライブを呼びかけています。

見守り活動

配達時、先週お届けした荷物がそのままになっていたり、郵便受けに新聞がたまっているなど、毎週訪問する配達担当者が異変を感じた場合、地域包括支援センターなどに通報しています。

具体的な活動内容の詳細はこちら

取り組んでよかったこと

予備青果の寄贈

予備青果提供以外のことでも連携をしています。彩の国子ども・若者支援ネットワークには、パルシステムが実施している「給付型奨学金制度」で、奨学生の伴走支援を担っていただいています。また、パルシステム埼玉で回収した児童書やぬいぐるみ、ミニカーを、同団体を通じて生活困窮世帯の子どもたちに寄贈しています。その他、パルシステムの取引先メーカーから無償で提供いただく出庫期限が切れた商品や食材についても、学習支援や子ども食堂、フードパントリーで活用いただいています。

パルシステム埼玉_ぬいぐるみ

▲ご寄付いただいたぬいぐるみ

パルシステム埼玉市民活動支援金

市民活動支援金の助成をきっかけに、助成団体とも施設の貸し出しや人的支援などで関係を継続し、間接的に地域貢献ができるようになりました。

フードドライブ

困窮されている方への支援やボランティア活動をしたいと思っていても、どう関わってよいのかわからない方や時間がない方が、生協の配送トラックや組合員活動施設に余った食品を提供するだけで支援に参加することができ、提供する側にも喜んでいただくことができました。また、組合員ではない施設近隣の方が提供しに来館いただけることで、地域との繋がりが広がりました。

見守り活動

車両での移動中に徘徊している方の保護や倒れられている方を救護する事例もあり、地域の方々に感謝の声をいただいています。また、従業員の地域に向ける意識を高めることもできています。

今後に向けて

予備青果の寄贈

パルシステムは無店舗事業という形態で食品や日用品を組合員宅まで配達しています。この本来業務の中で発生する予備野菜や出庫期限が切れた食材などを地域の支援活動に提供することで、市民団体と持続的な関係を作り、幅広い支援に繋げていきたいと考えています。

パルシステム埼玉市民活動支援金

パルシステム埼玉で実施している「市民活動支援金」の他、パルシステムグループで実施している「地域づくり基金」や「ささえあい基金」を活用し、埼玉県内で活動する市民団体への支援を継続し連携を深めていきます。パルシステム埼玉だけではできないことも市民団体と連携することで、支援の幅も広がり、困っている人たちに支援が届くようになります。市民団体ではできないことをパルシステム埼玉が補い、パルシステム埼玉ではできないことを市民団体が補う連携を増やしながら、社会的弱者への支援を広げていきたいと考えています。

フードドライブ

組合員以外の方とも協働して行うことができる取組でありますので、今後はさらに地域を巻き込んで実施してまいります。

見守り活動

個人宅配という業務だからこそできる取組として、今後も継続していきたいと考えています。県内の各市町村との間で、見守り活動の協定締結を進め、県内各地での見守り活動の充実をはかってまいります。

室長に聞く!CSR・社会貢献活動への思い

市民団体や行政との連携を深め、地域づくりや社会的弱者への支援を進めていくことを目的に2017年度から地域活動室を設置しました。支援や連携を専門とした部署を設置してから市民団体や行政との連携を広げることができました。県内62市町村と見守り事業の協定締結及び登録し、配達時など本来業務の中でも地域に目を向けた活動ができています。パルシステム埼玉の組合員および従業員全体で地域を意識した業務と活動を進めていきます。

地域活動室 室長 石川誠

 

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お問い合わせ

県民生活部 共助社会づくり課 活動支援担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第三庁舎3階

ファックス:048-830-4751

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