ページ番号:259114

掲載日:2024年10月23日

ここから本文です。

SAITAMA社会貢献プロジェクトバナー

ニッコー株式会社

ニッコー外観

事業者名 ニッコー株式会社
代表者名 代表取締役社長 三谷 明子
設立 1950年8月
所在地 石川県白山市相木町383番地
主な事業内容 浄化槽/システムバスルーム/ディスポーザー/セラミックス基板/陶磁器などの製造販売
従業員数 607人(令和6年9月末現在)
ホームページ https://www.nikko-company.co.jp/

 CSR・社会貢献活動について

活動を始めた時期・きっかけ

ニッコーは、埼玉県行田市の工場で浄化槽の製造を行っています。水環境に関して、国際的に「SDGsにおいて『Goal 6. すべての⼈々の⽔と衛⽣の利⽤可能性と持続可能な管理を確保する』と宣言され、2030年までに未汚水処理人口の半減が求められていること」などの課題があります。世界の国々の中には、まだまだ水環境の整っていない地域が多く存在します。そうしたなかで、「世界の水環境が良くなるように」という思いから、ニッコーでは、まずは汚水処理に対する意識を高めてもらうため、大人も子どもも一緒に学べる浄化槽の絵本「水の王さま」を製作しました。日本語と英語を併記しており、地球をめぐる水の流れを通じて、汚れた水をキレイにして自然に戻すことの大切さが描かれています。そのほかにもベトナム語やラオス語版も作成し、日本国内に限らず、ミャンマーやベトナム、ラオスなどの海外の学校などにも寄贈活動を行っています。また、ニッコーは1908年の創業時から陶磁器事業も行っており、地震や台風等の災害で被災された方々のお力になれるよう、自社製の食器の提供活動に取り組んでいます。

具体的な活動内容

浄化槽の絵本「水の王さま」の作成・国内外の団体や学校などへの寄贈

配布実績 : 約2700冊(2024年9月10日時点)

・石川県、埼玉県、静岡県などの国内の自治体を通して各小学校や中学校へ寄贈

・ミャンマーのヤンゴン市の各学校/ベトナムの各学校や、フエ市の日本語スピーチコンテスト、Aureoleカンファレンス/ラオスのルアンパバーン市、JICAラオス事務所

そのほか「水環境の大切さ」などを知ってもらう取り組み

・商業施設や幼稚園での「絵本の読み聞かせ」などの出張授業

・水の王さまのイラストをラッピングした飲料自販機の設置。一部売上をNPO法人ウォーターエイドジャパンへ寄付

・水の王さまのイラストをラッピングした展示用浄化槽の作成。イベントや工場見学で、水処理についてわかりやすく伝えるために活用

・浄化槽のマンホールに学生作品をラッピング

オリジナルの絵本「水の王さま」/  寄贈した絵本を手にとる親子(ミャンマー)

▲オリジナルの絵本「水の王さま」/  寄贈した絵本を手にとる親子(ミャンマー) 

浄化槽のラッピング

▲水の王さまのイラストでラッピングした浄化槽

 

 

仮設住宅への訪問・自社製食器の提供による被災地支援

2024年能登半島地震では関連会社の三谷産業株式会社と協力し、約10,300セットの食器を無料で提供

今後も県が建設を発表した応急仮設住宅約5,000世帯へ計11,500セットを配布予定(2024年8月26日時点)

被災地支援食器

▲被災地支援として提供した食器

その他、活動の詳細はこちらからご確認いただけます。

https://www.nikko-company.co.jp/sdgs/

 

取り組んでよかったこと

浄化槽の絵本の寄贈活動では、自治体や学校に配布され、子どもたちへの環境教育にご活用いただいています。日本語版のほか、英語やベトナム語、ラオス語版も作成しており、海外での活用のほか、国内では「言語の勉強にも役立てたい」とのお声もいただきました。被災地支援活動では、食器をお渡しした際に温かいお礼のお言葉や、被災前から弊社の食器を愛用してくださっている方のお話も伺うことができ、私たちが元気をいただく場面も多くありました。これらの活動を通して、地域社会や環境への貢献だけではなく、さまざまな方々とつながる貴重な機会にもなっていると感じています。

今後に向けて

ニッコーは浄化槽をはじめ、ディスポーザー生ごみ処理システム・産業排水プラントを通して、皆さまの豊かで安全・安心な暮らしや持続可能な社会を支えていきたいと考えています。世界の水環境改善に貢献するため、引き続き、浄化槽の絵本「水の王さま」の寄付などの「水環境の大切さ」を知ってもらう活動にも継続的に取り組んでいく予定です。また、被災地支援も継続的に取り組んでおり、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震、2017年の九州北部豪雨、2019年の長野県台風19号から、2024年の能登半島地震などで食器を無料配布。コロナ禍の2020年の熊本豪雨などでは希望する人に食器を送付しています。今後も積極的に被災地の支援活動を実施し、被災した方々のお力になりたいと考えています。

社長に聞く!CSR・社会貢献活動の思い

ニッコーでは「未来を素敵にする」というミッションを掲げております。
このミッションは、誰にとっても、つまり、お客さまや、パートナーの⽅々、地域社会、地球環境、そして私たち⾃⾝にとってもみんなの「未来を素敵にする」ことを目指しています。
そのためには、まずは今、私たちにできることから始めていくことが大切だと考えて、行動を起こしています。

ニッコー社長

▲代表取締役社長 三谷 明子

CSR・社会貢献活動に取り組む企業・団体一覧表へ戻る

お問い合わせ

県民生活部 共助社会づくり課 活動支援担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第三庁舎3階

ファックス:048-830-4751

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?