ウエルシア薬局株式会社

 CSR・社会貢献活動について

活動を始めた時期・きっかけ

 2015年4月に埼玉県内に新規オープンする店舗の近隣の住民から、店舗内に「休憩できるスペースがあれば住民同士の交流の場になる」との要望があり、コミュニティスペースを設置したところ、行政機関からも疾病や介護予防などの健康維持、増進のための教室や交流サロンの場としての利用意向をいただき、定期的にご利用いただくことになりました。

 また、行政機関等がコミュニティスペースで主催する健康イベントに薬剤師や管理栄養士が健康情報の提供や相談対応者として参画することにより、イベント参加者や主催者から喜んでくださりました。

 健康に関わる事業を行う企業として、地域における健康維持・増進活動への「場」と「人」の提供を行い、各地域の行政機関、NPO・市民団体、住民との協働活動を積極的に推進していくことになりました。

具体的な活動内容

地域協働コミュニティスペース「ウエルカフェ」の提供

 健康維持・増進（疾病・介護予防）活動、地域課題（孤立、コミュニティ衰退、買い物困難、デジタルデバイド等）解決活動の「場」として行政機関、NPO・市民団体、住民との協働による各種イベントの開催

地域活動への協働参加

 店舗近隣地区における健康教室や交流サロン等への弊社ヒューマンリソース（＝薬剤師、管理栄養士等）の講座講師や健康測定・相談会の出張対応

移動販売事業の推進

 買い物困難地域への移動販売車の巡行による地域住民の健康増進とコミュニケーション促進活動（通いの場、地域コミュニティづくり）

取り組んでよかったこと

 弊社ヒューマンリソースの薬剤師や管理栄養士が行政機関、NPO・市民団体、住民との地域協働活動を通して、地域住民とのコミュニケーションが促進され、住民からは服薬や栄養・食事等、健康に関することを身近に気軽に相談できるドラッグストアだと知っていただけるようになりました。

 弊社が地域の皆さまとの地域協働活動を実施することによって、皆さまからは弊社に対する企業価値の認識の向上効果につながったものと思っております。

 また、地域協働活動に参加する弊社社員も活動を通して、自身が住民の健康増進に役立っていることを自覚し、住民からの「ありがとう」の言葉を頂戴することにより、更なるモチベーションアップにつながっているものと考えます。

今後に向けて

 全国412店舗（埼玉県内に42店舗※2022年8月末現在）に設置されている「ウエルカフェ」や各地で開催されている健康教室、交流サロン、そして今後展開していく移動販売事業において行政機関、NPO・市民団体、住民、そして民間企業と弊社ヒューマンリソースによる更なる地域貢献活動を推進し、地域共生社会の形成・実現に向けて、多主体による協働活動を実践して参ります。

地域協働活動推進担当者に聞く！CSR・社会貢献活動への思い

 弊社の経営理念である「お客様の豊かな社会生活と健康な暮らしを提供する」を実践するための一施策として、2015年に地域社会への実体のある貢献活動を推進していくための専門部署が組織され、スタート当初から活動しています。

 各地域の行政機関、NPO・市民団体、住民、そして民間企業等との多主体による地域協働活動を推進し、地域住民の皆さまの健康寿命の延伸、疾病・介護予防やコミュニティづくり等、地域課題の解決に寄与していけるよう取り組んで参ります。

 地域包括推進部 地域包括ケア担当 宮﨑進一

 

 

 

 

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