積水ハウス株式会社 埼玉栃木営業本部

 CSR・社会貢献活動について

活動を始めた時期・きっかけ

 弊社の設計思想である環境に配慮された住宅「グリーンファースト」の販売や、住まいの庭を里山にする「5本の樹計画」で植樹を推進して参りました。この思想の普及と地域貢献を目指して、2008年度から創設された「彩の国みどりの基金」におきまして、2010年からこの基金に参画しました。身近な緑の保全・創出などの事業推進を行い、地域に貢献する企業活動を行っております。

具体的な活動内容

弊社の高品質な住宅技術に、太陽光発電システムや家庭用燃料電池などの最先端の環境技術を組み合わせ、「快適性」「経済性」「環境配慮」の3つのメリットを同時に実現する住宅の販売を推進しております。この環境配慮型住宅「グリーンファースト」1棟につき2,000円を「彩の国みどりの基金」に寄付することを取り決めし、2010年から2021年の期間で8,651棟、1,730万2千円となりました。森林の保全整備や身近な緑の保全・創出に役立てていただいております。

 

 

環境配慮型住宅の販売と同時に、生物多様性保全に貢献する庭づくり「5本の樹」計画を合わせて推進し、「3本は鳥のために、2本は蝶のために」を合言葉に、地域の気候風土に適した原種・在来種の植樹活動を行っています。

 

取り組んでよかったこと

この活動を通じまして、弊社の取組みに対して興味を持っていただき、たくさんの方からお声がけをいただき、新たな地域貢献に繋がっております。

• 一人一本植樹運動（植樹エントリー）への参加（みどり自然課）
• 彩の国みどりのサポーターズクラブに登録（みどり自然課）
• 環境学習応援隊への参加、小中学校の出前授業実施（環境政策課）
• 川の国応援団として川の清掃の参加（水辺再生課）
• 令和3年度産業廃棄物適正処理講習会での講演（産業廃棄物指導課）
• NPOをはじめとする各種団体との地域活動に参加（共助社会づくり課）

このような関係構築により、環境問題を切り口に、弊社のような企業やNPO、行政、学校等の多様な連携を通じて、地域・社会課題に対する認識を深めることできるのは大きなメリットと感じています。継続的に課題解決を図る関係を構築し、地域のSDGsを推進して参ります。

今後に向けて

「彩の国みどりの基金」への寄付は継続していくことを前提に、弊社の事業推進することにより地域環境に貢献して参ります。

人生100年時代、『わが家』を世界一 幸せな場所にするという弊社のビジョンがあります。住を基軸に「健康」や「家族とのつながり」を通して住む人の「幸せ」に貢献できると考えに基づいています。『わが家』世界一 幸せな場所だけでなく、地域の社会課題に目を向け『地域の幸せ』づくりに貢献する、さらにはNPO、行政、学校等の連携を深化させ、地域創生に役立つ活動を全社員で進めて参ります。

 積水ハウスに聞く！CSR・社会貢献活動への思い

 「幸せ」な暮らしは「つながり」や「健やか」「学び」の要素を持っています。高齢になって「健やか」とはいかなくても、家族や友達との「つながり」と前向きな「学び」への想いがあれば、人は幸せに生きていけると言われています。その中で大切なのが地域で助け合う「つながり」。日本家屋の軒先や縁側といった近隣住民との大切なコミュニケーションを育む場を提案しています。一例を紹介しましたが、人生100年時代「幸せ住まい」をベースに住宅ができることを様々な角度から検証し『わが家の幸せ』から『地域の幸せ』に繋げ、社会課題を解決する活動を推進します。

 埼玉栃木営業本部 部長 中島護

 

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