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掲載日:2023年12月21日
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事業者名 | ネッツトヨタ東埼玉株式会社 |
代表者名 | 代表取締役社長 飯塚 素久 |
設立 | 1966年11月 |
所在地 | 川口市芝1-38-1 |
主な事業内容 | トヨタ車新車販売、自動車用品部品販売、中古車販売・買取、自動車整備 等 |
従業員数 | 832人(グループ会社含む) |
ホームページ | https://mynetz.jp/ |
平成18年にCSR事務局を設置、平成26年のネッツトヨタウエスト埼玉との経営統合をきっかけに、CSR推進グループが新設されました。経営統合の前から地域貢献活動には取り組んでいましたが、活動は店舗任せとなっており、営業活動との両立が難しい場面もあったため、地域での活動がなかなか広がらない状況が続いていました。
しかし、CSR推進グループの新設により、本部と店舗が連携を取り、互いにカバーすることで、少しずつ広く深い取組へと変わってきたと感じています。
小学校への出張授業、防災活動関連、フードパントリーへの寄贈、中学生の職場体験、小学生まち探検、クリスマスチャリティなど、その他にも多くの地域活動を行っています。
▲店舗を活用した読み聞かせイベント
「小学校への出張授業」では、自動車のはじまりや製造工程などをお話ししています。当初は店舗や自動車工場を見学予定でしたが、コロナ禍で難しくなったため、代替として出張授業が始まりました。先生方と綿密な打合せを行い、少しでも自動車に興味を持ってほしいとの思いで取り組んでいます。
また、地震や自然災害が多くなっているため、拠点への防災倉庫の設置や一部店舗を近隣住民の緊急避難所として提供するための「市」との連携強化など、防災関連活動も行っています。
さらに、地域ぐるみの子育てを目的に、フードパントリーへの寄贈も行っています。ひとり親世帯など「子育て中で食品支援が必要な家庭」に食品を提供するフードパントリーは県内で急速に広がっており、当社も取り組んでいます。
▲フードパントリーへの寄贈
この他、「中学生の職場体験」、「小学生まち探検」、「クリスマスチャリティ」の活動は、CSR推進グループの新設前から継続して取り組んでいます。
▲中学生の職場体験
▲クリスマスチャリティ
多くの地域活動を行う中で、自社内に様々な影響が出てきました。
例えば、イベントなどに参加した際、一緒に参加していた別の団体と繋がることができました。県や市から団体を紹介いただき、その団体の活動に貢献できたこともあります。企業単体でできることには限界がありますが、このように様々な団体等と繋がりを持つことで、活動の幅を大きく広げることができると実感しています。
会社、そして何よりお店を知っていただく機会にも繋がっていると感じています。「トヨタのお店があるのは知っていたけど、どういうお店か、どういう会社か知ることができた」とお声をいただくこともありました。
また、社員にも「社会貢献・地域貢献」という意識が強くなってきており、社員からも地域貢献に関する情報提供や相談なども増えました。
「SDGs」という言葉も浸透しつつあり、世間やニュース等でも社会貢献・地域貢献というワードをよく耳にするようになりました。我々が、現在取り組んでいる活動の継続は当たり前であり、より地域が活性化するためには、さらに良くなるように活動を発展させなければなりません。そのためには、地域の団体などの協力が必要になってくると思います。地域の団体だけではなく、時には「県」や「市」とも協力して活動ができればと思います。
さらには、企業としての社会貢献・地域貢献が停滞しないよう、新しい取組にも積極的に取り組んでいき、様々な手段で発信される情報をいち早くキャッチできるようにアンテナを高くして、今後も取り組んでいきたいと思います。
今日、自動車業界は100年に1度の大変革期と言われています。また、SNSの普及などによってお客さまとの繋がりも変容しています。会社の財産であるお客さまとの繋がりを継続していくための一つの手段が地域活動だと思います。業界の大変革や加速するデジタル化の波にのまれることにならないように地域活動を通して人と人との関りを大切にしていきたいと思います。
CSR推進グループ 課長(グループリーダー) 佐々木 務
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