トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和元年12月定例会 > 令和元年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 > 令和元年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(石川忠義議員)
ここから本文です。
ページ番号:170139
掲載日:2022年8月15日
Q 石川忠義 議員(県民)
これまでも議会で取り上げてきました。県道川越栗橋線は、久喜市内では菖蒲地区から久喜地区、鷲宮地区を通る幹線道路です。国道や県道、ほかの幹線道路との交差や工業団地、大型商業施設付近等を通過するため、朝夕や土日には渋滞著しく、地域の交通に支障を来しています。また、自動車の交通量に比べて、歩道等の安全施設が未整備な場所が多いため、通行人や住民が危険にさらされています。
これまでは、少しずつ対策をしていますが、交通量の増大に対策が追い付いていません。そこで、それぞれの改善点について、県土整備部長の考えを伺います。
まず、清久地区についてです。清久さくら通り入口交差点と六万部橋東交差点、上清久交差点の改良についてです。
この間のわずか数百メートルの通過に、10分から20分以上かかることもざらです。渋滞の改善を望む地域からの要望も届いているはずです。各交差点の渋滞対策についての考えを伺います。
また、久喜地区内の清久地区は、超大型流通施設がある上に、県道さいたま栗橋線、県道久喜騎西線等への通過点であることから、大型車が多く通行します。朝夕の交通量の増加に伴う渋滞のほか、道路もカーブし、側溝もそのまま、歩道が未整備なために危険です。歩道設置などの安全対策についての考えを伺います。
また、この区間の一部は通学路でもあり、道路をまたいでの地域上のつながりもあります。生活上の重要な役割を担っています。今後、久喜市清久地区に、県、県警ほか地元や関係者との渋滞・安全対策に関わる協議会などを設置して、対策を話し合うべきですがいかがか、考えを伺います。
菖蒲地区については、小林交差点が斜めに交差する変形交差点であることから、危険が古くから指摘されています。県でも改善を進めていますが、その見通しを伺います。
さらに、備前堀に架かる笊田橋は、歩行者用の橋を架ける工事が進められており、その後にはモラージュ菖蒲方面に歩道を延長する計画もあります。道路両側に歩道がなく、ここも自動車の交通量が多い中を歩行者や自転車が同時に通行しています。早期改善が望まれますが、見通しと現在の進捗を伺います。
最後に、市道鷲宮6号線から鷲宮体育センター北側までの安全対策、歩道設置についてです。
ここも市道と斜めに交差した変形交差点である上に、歩道が一部未整備のままです。以前の議会でも取り上げました。県として交差点の改良と歩道設置など安全対策を進めるべきですがいかがか、伺います。
A 中村一之 県土整備部長
まず、清久さくら通り入口交差点、六万部橋東交差点と上清久交差点の渋滞対策及び清久地区の歩道設置などの安全対策についてでございます。
この県道では、久喜市上清久地内に大型物流施設が立地することから、地元自治会や市、県警、開発事業者と現地を確認し、当面の安全対策や渋滞対策を実施しております。
これにより、上清久交差点に暫定的な右折帯を新設するとともに、県道東側の歩道が未整備となっている620メートル区間において、ポストコーンの設置や路面標示を行ってまいりました。
さらなる渋滞対策や歩道設置などの事業着手については、県内及び久喜市内における事業中箇所の進ちょく状況等を踏まえながら、総合的に検討してまいります。
次に、清久地区における県・県警ほか地元の関係者との渋滞・安全対策に関わる協議会などの設置についてでございます。
地元や関係者のご意見を踏まえて対策を検討していくことは大変重要であると認識しております。
このため、地元市及び県警と調整を図りながら、意見を集約する方法について十分検討を進めてまいります。
次に、小林交差点の改良についてでございますが、令和元年度は用地取得を進めており、現在、用地買収率は49%となっております。
工事を行うためには、まとまった用地が必要となりますので、まずは用地取得に努め、早期に工事着手できるよう取り組んでまいります。
次に、笊田橋から市道2号線までの260メートル区間の歩道整備につきましては、平成28年度から事業に着手しており、令和元年度は笊田橋側道橋の上部工と南側の歩道工事を進めてまいります。
引き続き、地元の皆様の御理解と御協力をいただきながら、北側の用地取得を進め、事業の推進に取り組んでまいります。
次に、市道鷲宮6号線から鷲宮体育センター北側までの区間の交差点改良と歩道設置などの安全対策についてでございます。
この箇所は、平成26年度に事業着手いたしましたが、事業の進捗が図れずに、現在休止となっている状況です。
このため、事業再開につきましては、地権者の皆様の御理解がいただけた段階で検討してまいります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください