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掲載日:2022年8月15日

令和元年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(杉田茂実議員)

熊谷会館跡地について

Q   杉田茂実  議員(県民

県北地域最大の1,500席を有するホール、県熊谷会館が2015年3月末で閉館しました。県の地方庁舎に隣接し、JR熊谷駅北口から徒歩10から15分の中心市街地にある同会館は、地元熊谷市の文化、芸術の振興を支える存在でした。残念ではありましたが役割を終え閉館となり、多くの市民は寂しさを感じたはずです。
そこで、会館跡地についてお伺いいたします。
その土地は熊谷地方庁舎を含め、2万1,282平方メートルと広大です。現在は地方庁舎の駐車場として供用開始されていますが、跡地利用が駐車場として整備された理由と、今後どの程度の期間駐車場として利用されるのでしょうか。また、解体後の広大な土地に対して市民からは、今後何ができるのか、駐車場であればどのようにすれば使えるのか、夜間騒音がしたり、管理上危険を感じるといった様々な期待と不安の声を聞いております。その敷地は広大で、県の固定資産台帳記載の貴重な資産であります。そのためにも、近隣住民や市民が駐車場として更なる有効活用していくべきだと考えます。
そこで、次の役割が決定するまで民間に貸し出し、有効活用することは可能でしょうか、企画財政部長にお伺いいたします。

A   石川英寛   企画財政部長

まず、熊谷会館が駐車場として整備された理由とどの程度の期間、駐車場として利用されるかについてでございます。
熊谷会館は昭和46年に開館しましたが、築40年以上が経過し老朽化に伴う改修には多額な費用が掛かり、また、利用率が低迷していたことから平成27年3月末をもって閉館いたしました。
その後、平成28年度に庁内関係部局と熊谷市で構成する「旧熊谷会館跡地利用に係る検討会議」を設け、閉館後の跡地利用について検討を行ったところです。
その結果、庁内全部局及び熊谷市に跡地利用の意向がないこと、熊谷会館に隣接する熊谷地方庁舎の来庁者用の駐車場が不足していたことから、当分の間、駐車場として利用することとしたものです。
そのため、具体的な期限は設けておりません。
次に、熊谷会館跡地駐車場の次の役割が決定するまで、民間に貸し出し有効活用することができるかについてでございます。
熊谷会館跡地の駐車場は、通常は熊谷地方庁舎にある北部地域振興センター、熊谷保健所など県の八つの地域機関への来庁者用の無料駐車場として利用されております。
その他にも「熊谷うちわ祭り」や「熊谷花火大会」の際には、一般に無料開放するなど、有効活用を図っております。
また、今年の9月から10月にかけて開催されたラグビーワールドカップ2019及び日本代表壮行試合の際には、観客輸送に使う大型バスの待機場としても活用したところです。
議員御質問の民間への委託等については、旧川越地方庁舎において実施した例もあり、駐車場を有効活用する方法の一つであると考えます。
一方、既存の利用との両立の方策や駅からの距離など立地環境に伴う採算性等について、十分な検討が必要であると認識しております。
この駐車場は今年の2月に利用を開始したところであり、今後、その利用状況の推移を確認するとともに、必要に応じて地元や民間事業者のニーズも把握しながら、駐車場の有効活用に努めてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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