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ページ番号:170096

掲載日:2022年8月15日

令和元年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(松井   弘議員)

国道254号和光富士見バイパスの進捗状況と都内方面への延伸について

Q   松井   弘  議員(自民

本県を南北に縦貫する国道254号は、私の地元朝霞市のみならず、県全体の経済活動を支える広域的な幹線道路であるとともに、災害時の広域的な輸送路としての役割も担う非常に重要な道路です。
現在、整備が進む和光富士見バイパスは、整備が昭和50年代初めに計画されました。第一期整備区間は既に供用開始されていますが、現道の渋滞緩和や防災力向上に大きく寄与する道路であり、第二期整備区間の早期完成が待望されているところであり、一日も早い完成が強く望まれています。
さらに、暫定2車線で開通している外環道から県道朝霞蕨線までの第一期整備区間については、周辺道路の混雑緩和や沿線開発による地域活性化などの大きな効果が出ておりますが、逆に年々交通量が増加していて、渋滞が頻繁に起きている状況です。早期の4車線化が必要となっています。
また、未開通となっている県道朝霞蕨線から国道463号までの第二期整備区間については、国道463号陸橋などの工事も鋭意進められており、早期開通に向けた地元の機運も高まっています。しかし、第二期整備区間を早急に完成していただかないと、更に市内の渋滞が増えることが懸念されます。
さらに、都県境をまたぐ広域的なネットワークの強化に向けては、現在、外環道までの計画となっている和光富士見バイパスを都内方面へ1.6キロ延伸する都市計画の変更手続が進められており、今年の8月には地域住民に対する都市計画変更素案の説明会が開催されました。地域防災力の向上、生活道路の安全性の向上、地域経済の活性化を機として、延伸計画の早期実現が期待されます。
そこで、国道254号和光富士見バイパス第一期整備区間の四車線化及び第二期整備区間の進捗状況と今後の見通し、併せて都内方面への延伸計画の状況について、県土整備部長に伺います。

A   中村一之   県土整備部長

このバイパスの第一期整備区間である外環道から県道朝霞蕨線までの約2.6キロメートル区間については、暫定2車線開通後の交通量増加に対応するため、計画的に4車線化の工事を進めております。
これまでに、外環道から朝霞大橋までの約1キロメートルの4車線化が完了しており、残る約1.6キロメートル区間についても、令和元年度末までに全線の4車線化が完了する予定です。
未開通区間である県道朝霞蕨線から国道463号までの第二期整備区間約4.3キロメートルについては、用地買収率が92%となっています。
現在、国道463号との交差部の陸橋など、用地がまとまって確保できた区間から工事を進めています。
今後も残る用地の取得に努めるとともに、順次工事を進め、まずは国道463号から県道さいたま東村山線までの約1.4キロメートルを令和3年度に供用できるよう重点的に取り組んでまいります。
また、外環道以南の都内方面への延伸につきましては、令和元年8月に地元説明会を行うとともに、11月に都市計画案の公告・縦覧を行うなど、都市計画決定に向けた手続きを進めています。
今後も引き続き、地元和光市などと連携しながら、まずは延伸区間の都市計画決定に向けて取り組んでまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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