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掲載日:2018年3月19日

平成30年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(村岡正嗣議員)

重度心身障害者医療費助成の所得制限は撤回を

Q   村岡正嗣議員(共産党)

重度障害者の医療費負担分を補助する重度心身障害者医療費助成制度について伺います。
所得に関わらず、全ての重度障害者を支援する本県のような制度は6県にしかなく、全国に誇るべきものです。しかし、知事は来年度予算の中で所得制限を導入し、年間所得約360万円以上の方、重い腎臓病を患いながらも週3回、4時間かけて夜間透析などを受けながら懸命に働いておられる方など、推計2,800人程度を締め出そうとしています。2015年には、65歳以上で新たに重度障害者となった方たちをこの制度から締め出したばかりです。今回の所得制限導入で削減される県予算は、最終的に約1億円強と聞きました。県は、障害者の医療費助成制度は本来国が実施すべきものと説明しています。しかし、国が実施しないなら県が自治体として本来の役割を果たす、それは当然ではありませんか。
先日、所得制限の導入を知った腎臓病患者の方から、「埼玉県には福祉の最後のとりでとなって頑張ってほしい。私たちはお金がかかるからといって、透析をやめるわけにはいきません。命がかかっているのです」と訴えられました。知事には、こうした重度障害の方々の悲痛な声が届いていないのでしょうか。県はこの所得制限導入方針について、予算発表前に対象団体に説明をしていません。発表後に障害者団体には説明したようですが、重大な影響を受ける心臓病や腎臓病、HIV、血友病などの患者団体になぜ説明をしなかったのですか、お答えください。
私は、今回のやり方には瑕疵があると考えます。まず、所得制限は撤回していただきたい。その上で、関係する患者団体に説明し、御意見、御要望を丁寧に聞いていただきたい、知事の答弁を求めます。

A   上田清司   知事

重大な影響を受ける心臓病や腎臓病、HIV、血友病などの患者団体になぜ説明をしなかったのかでございます。
障害を持った方々が必要な医療をいつでも受けられ、社会で生き生きと生活ができることは極めて重要でございます。
議員お話しの重度心身障害者医療費助成制度は、障害により医療機関にかかる機会の多い重度心身障害者の方やその御家族の経済負担を軽減するための制度でございます。
具体的には重度心身障害者の方の医療費の自己負担部分について、その全額を市町村が負担した場合原則としてその2分の1を県が助成するものでございます。
今回の見直しは他の福祉医療制度との負担の公平性を図る観点から所得制限を導入し、一定以上の所得のある方を対象から外させていただいたものでございます。
導入を予定している所得制限に該当するのは本人に扶養家族がいない場合、所得額では360万4,000円以上、収入額では518万以上の方でございます。
所得の算出では本人の所得のみを対象にしております、そして御家族の所得は対象にしておりません。
全国では既に41の都道府県で所得制限を導入しておりますが、本人の所得のみを対象としているのは6府県のみでございます。
対象外となるのは障害者本人が仕事をされている場合や家賃などの不動産収入がある場合で一定以上の収入を得ている方に限っております。
該当の方は全受給対象者の2%程度と想定しているところでございます。
重度心身障害者の関係団体には、予算案を発表した翌々日の2月15日に特定非営利活動法人埼玉県障害者協議会の皆様に対して見直しの内容を説明しております。
この協議会には心臓病、腎臓病、血友病などの関係団体も加盟されておりますが、当日都合がつかずに出席できなかった団体もございました。
制度の見直しにより最も影響がある方々ですので、これらの患者団体の皆様には今後とも要望を伺い必要があればしっかり説明をさせていただきます。
次に、所得制限導入を撤回した上で関係する患者団体に説明し、意見・要望を丁寧に聞いていただきたいについてでございます。
議員お話しのとおり慢性疾患の方にとって医療は生きていくための手段であると考えます。
医療費の自己負担額が大きい慢性疾患や障害者の方に対しては公的医療保険や国、自治体が助成する制度がございます。
例えば、糖尿病性腎症により人工透析を受けている方はおおむね月額40万円の医療費がかかりますが、公的医療保険により本人負担額は所得に応じて月1万円ないし2万円になっております。
これまでの重度心身障害者医療費助成制度はこの1万円ないし2万円の自己負担額を所得制限を設けることなく助成し無料にしてきたものでございます。
このたびの見直しは、公平性を図る観点から負担能力のある方には相応の負担をお願いをする趣旨でございます。
こうした制度を維持するためには是非とも御理解をいただきたいと思っております。
関係する患者団体の皆様には、先ほども申し上げたとおり今後とも丁寧に説明し御意見、御要望に耳をしっかり傾けながら事業を進めていくように心掛けさせていただきます。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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