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掲載日:2023年5月10日

平成30年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(内沼博史議員)

災害時の流木対策について

Q   内沼博史議員(自民)

昨年7月5日から6日にかけて九州北部地方を襲った記録的な大雨により、福岡県、大分県において、40名の尊い命が奪われ、多くの家屋の全半壊や床上浸水など甚大な被害が発生しました。改めて、亡くなられた方の御冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。
この豪雨に伴い、各地で発生した山腹崩壊等に起因する大量の流木が住宅地や農地に押し寄せ、各地域に被害を引き起こす要因にもなりました。私の地元飯能市を含め、山間部を抱える地域にとっては人ごとではありません。今後も集中豪雨は頻繁に発生する可能性があります。流木災害の発生する原因の一つは、森林整備の遅れもあると思います。この流木対策については、市町村で対応するには限界があります。県としてこのような状況を踏まえ、流木対策についてどのようにお考えか、農林部長にお伺いいたします。

A   篠崎   豊   農林部長

森林の持つ山地災害防止機能を最大限に発揮するためには、間伐などの適切な森林整備が何より重要です。
このため、県では彩の国みどりの基金を活用し、過去5年間で間伐や針広混交林の造成など、1万2,109ヘクタールの森林整備に取り組んでまいりました。
しかしながら、九州北部豪雨のように森林の持つ災害防止機能の限界を超えた記録的な豪雨では崩壊の危険性が高まり、流木災害につながるおそれがあります。
このため、平成30年度予算案では、地形や下流の人家等の状況から流木災害の危険性が高い箇所について、流木を捕捉する機能のある治山ダムの整備を新たに実施することとしております。
今後も適切な森林整備により災害に強い山づくりを進めるとともに、流木対策などにより山地災害の防止に努めてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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