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掲載日:2023年5月10日

平成30年2月定例会 代表質問 質疑質問・答弁全文(浅野目義英議員)

地域医療教育センターの運営について

Q   浅野目義英議員(民進・立憲・無所属)

私は、少子高齢福祉社会対策特別委員会の委員として、今年の1月、さいたま新都心にある埼玉県総合医局機構地域医療教育センターを視察しました。視察の中では、地域医療教育センターは、埼玉県総合医局機構から医療シミュレーター機器の選定や利用方法などについて助言をいただき、医師をはじめとする県内の医療従事者の方々に御利用いただいているとの説明を受けました。センターは、昨年4月、さいたま新都心に本格的にオープンをいたしました。そこには様々な医療シミュレーター機器があるほか、病室を模した部屋や講義室などのスペースがあります。
また、この施設は、県内医療機関に勤務されている医療従事者の方向けの幅広いニーズに応える教育研修施設です。実際の病室を模した仮想病室や診療室で実際の診療さながらの研修を行うことができます。県内の医療従事者の方であれば誰でも無料で利用できるそうです。さいたま新都心駅から徒歩5分で交通の便が良く、かつ無料で利用可能であることは、県内の医療従事者の方々にとって貴重な施設となっているのではないでしょうか。多くの医療従事者の方々に利用していただき、知識や技術を高めていただく好ましい施設と考えます。
そこで、滑り出しと言えるこれまでの利用状況はどのようになっているのでしょうか。また、小児科を中心とした機材が整えられていることは聞きましたが、今後どのように運営展開していくのでしょうか、知事の所見を伺います。

A   上田清司   知事

地域医療教育センターは、県内の医師をはじめとする医療従事者のスキルアップ支援と本県への誘導・定着を図るため、教育・研修施設の拠点として昨年4月にさいたま新都心に設置いたしました。
個々の医療機関では整備することが困難な高機能のシミュレーション機器を配備し、若手医師の実技研修や看護職の技術向上のための研修など地域医療に必要な様々な研修を実施しております。
本年1月までに、産科や小児科の医師のほか、看護師や薬剤師など延べ7,797名の医療従事者に御利用いただき、年度末までには約1万人の医療従事者の利用を見込んでいるところでございます。
全国のシミュレーションセンターのモデルになっています「おきなわクリニカルセンター」の医療従事者の利用状況が年間概ね7,000人ですので、これに引けをとらない実績になるかと思います。
県内の医療関係者からも高い評価をいただいているところでございます。
この1月には、気管支鏡検査や上部消化管内視鏡検査、大腸内視鏡検査の実技トレーニングができる精密なシミュレーション機器を導入いたしました。
今後はこうした機器を活用し、県内の初期研修医が実際の患者さんの検査を行う前に、様々な内視鏡検査の手技を修得できる専門実技研修を行うなど、若手医師の県内定着を支援する取組も実施してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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