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掲載日:2024年4月1日
Q 宇田川幸夫 議員(自民)
医師にとって魅力のある環境とは、診療面だけではなく、研究や論文執筆を行い自らの専門性を更に高める環境にあるかどうかも大切だと聞いています。その魅力を高めるための手段の一つとして、外部研究費を獲得して研究活動を活発に行うことで、病院の魅力を高めて医師を確保していくことができるのではないかと考えています。県立病院で一つ例を挙げますと、小児医療センターがAMEDを活用して小児の血液がんの研究を数多く行っており、その症例数は全国でも有数の多さであります。
そこで伺います。
病院の専門性を高め、AMEDをはじめとする外部研究費を積極的に獲得していくことで医師にとって魅力的な環境の整備が図られ、意欲的な医師を確保していくことができるのではないかと考えますが、病院事業管理者の御所見を伺います。
A 岩中督 病院事業管理者
医師にとって魅力的な環境とは、良い指導医の存在や症例数の多さ、高度医療へ携わることに加え、研究や論文執筆、学会発表など自身のキャリア形成に資する環境が整っていることです。
本年度、県立病院では99件の外部研究を獲得し、そのうちAMEDは31件の研究テーマが採択されています。
議員お話しのとおり、小児医療センターは小児の血液がんの分野では国内有数の実績を誇り、その豊富な症例数からAMEDの研究代表者を務める医師がいます。
また、同センターの臨床研究部は、がんセンターの臨床腫瘍研究所とともに文部科学省の研究機関に指定されており、日本学術振興会の科学研究費につきましても6件の研究テーマで研究代表者を務めています。
このように恵まれた環境が整備されていることもあり、今年度、小児医療センターの医師は6名増加し、122名となりました。
今後も、こうした取組を続け、医療、研究の両面で埼玉をリードする存在となることで医師確保に努めてまいります。
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