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掲載日:2022年6月21日
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主山さんは、今から4年前、出身地ときがわ町で有機栽培に取り組んでいた親類の農家の姿を身近に見て、これからは安全安心な農産物の生産が大切になると考えました。そこで、有機農業での就農を考え、就農のきっかけとなった親類の農家のもとで1年半の間研修を行い、2017年10月に同町内で有機農業経営を始めることができました。
研修中から、安全安心に加え美味しい農産物づくりには、農業生産の基礎として健康な土=土づくりが何よりも大切だと痛感し、土壌診断の実施や緑肥作物の導入、馬ふん堆肥の利用などを積極的に行っています。健康な土づくりに取り組むことで、美味しい野菜作りを目指しています。
「土づくりは、苦労する点が多いけれど、知れば知るほど面白いですよ」と笑顔で語っていたのが印象的でした。
現在主山さんの経営は、季節に合わせて年間30品目程度の露地野菜を、町内の畑で栽培しています。
また、近隣の直売施設での販売を経営の主体にしながら、その他にも毎週日曜日には地元の有機栽培農家グループ「ときのこや」の仲間と販売会にも参加し、仲間と勉強会、情報交換を行うほか、感謝祭などのイベントでは多くのお客さん達と交流し仲間の輪を広げているとのことです。
今後は、経営の柱となる野菜の選定とその安定生産や、特色のある農産物の導入による他生産者との差別化などによって農業経営を確立しようと模索中です。
これからも、家族や仲間たちと一緒に、自分に合った働き方で農業経営を行っていきたいと明るく語ってくれました。
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