トップページ > しごと・産業 > 農業 > 技術支援 > 活躍する埼玉青年農業者特集 > 活躍する埼玉青年農業者特集1 > 活躍する埼玉青年農業者(内田晃司さん(秩父市))

ページ番号:138631

掲載日:2022年6月21日

ここから本文です。

活躍する埼玉青年農業者(内田晃司さん(秩父市))

 どのようなお客さんにも、安心していちご狩りを楽しんでほしい!

秩父市で施設いちごを栽培している農業男子、内田晃司さんを紹介します!

 内田晃司さんは、大学を卒業した平成14年にお父さんが経営する内田農園に就農し、平成29年に経営を継ぎました。

 現在、内田農園では施設いちご25a、施設きゅうり10aを栽培しており、内田さんはいちご栽培と観光・直売を担当しています。

 土耕いちご

 内田さんのモットーは、安心第一。赤ちゃん連れのお母さんから年配の方、体の不自由な方まで、どのようなお客さんでも安心して楽しめる観光農園づくりに取り組んでいます。

 いちごの栽培には化学農薬をなるべく使わないために、天敵資材を積極的に使っています。今年度からは新たに、炭酸ガスを使うことで害虫の侵入を予防する栽培技術を導入しました。

 高設いちご

 施設でも、お客さんに優しい配慮をしています。

 メインのハウスは上下2段の高設栽培にして、幅広の通路を採用することで、車いすの方や背の低い子供たちも安心していちご狩りを楽しめるようにしました。

 さらに、いちご狩りの途中で座ってほっと一息できるようにハウス内に休憩スペースを整えたり、トイレも車いす対応かつ、おむつ替えスペースも備えた広々としたものを新設しました。

  

 3人のお子さんを育てるパパでもある内田さんは、ハウスの外でも来園した子供たちが楽しめるように、遊び心を生かした工夫をしています。

  水琴窟

 例えば写真のように、ペットボトルを押すとキラキラと水の音が聞こえる遊具(水琴窟(すいきんくつ))を自作したり、遊具のうしろの植え込みを、子供がくぐって遊べる木のトンネルにしたりしています。

 シーズン中には他にも様々な自作の遊具や展示物、顔はめパネルなどを用意して、お客さんがいちご狩りだけでなく、内田農園での楽しい思い出をいっぱい作れるようにしています。

 

 内田さんの今後の目標は、外国人のお客さんにも喜んでもらえるように、英語での接客や案内表示などを充実させるために、英語力を高めることだそうです。

 優しさと遊び心のあふれた観光農園を作っている内田さん。今後の活躍にも注目です!

お問い合わせ

農林部 農業支援課 新規参入支援担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎5階

ファックス:048-830-4833

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?