トップページ > しごと・産業 > 農業 > 技術支援 > 活躍する埼玉青年農業者特集 > 活躍する埼玉青年農業者特集1 > 活躍する埼玉青年農業者(中村孝さん(白岡市))
ページ番号:183382
掲載日:2022年6月21日
ここから本文です。
幼い頃から身近に梨がある環境で育った中村さん。就農を決めたのは、2007年の夏でした。梨栽培を行う両親の背中を見て、自分からやりたいと思ったそうです。
中村さんのお父さんは梨栽培に熱心で、県外からも技術を学びにくる生産者がいるほどです。その父に追いつくべく就農当初は自園だけでなく、農業技術研究センター久喜試験場にも通い技術を学びました。また、SSK梨研究会という梨栽培を行う青年農業者の団体にも入り、仲間と切磋琢磨しながら1つ1つ技術を身につけています。
取材でお伺いした8月は収穫の真っ盛り。梨の状況を聞くと「最近は、気象変動が激しく梨の品質への影響が大きくなってきた。選果には特に気をつけている。」と選果中の果実に目を光らせていました。
「今後もこの気象が続くと品種や栽培方法も考えないと。」とお客様に美味しい梨が届けられるよう、どのような栽培が良いか常に考えています。
現在管理する梨園の総面積は1.7haで、県内でも大規模の経営となっています。園の数は13~14か所と多いため、全園の薬剤散布は1日では終わらないことが多いそうです。「なるべく効率良く作業ができるようにこれからは集約化を図っていきたい。」と中村さんは言います。
地域では梨生産者の高齢化が進み、その数も少なくなっています。これからの地域を担う中村さんに今後も期待です!
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください