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掲載日:2025年12月22日
Q 須賀昭夫 議員(自民)
現在、県内公立小・中学校のフッ化物洗口実施率は24.1パーセントと伺っています。一方で、県の歯科口腔保健推進計画では令和11年度までに実施率50パーセントを目標としており、まだ大きな開きがあります。
そこで、この目標達成に向け、未実施市町村への働き掛け、歯科医師会との連携、保護者理解の促進、学校現場の負担軽減策などを含め、県としてどのような戦略で普及を進めていくのか、保健医療部長のお考えを伺います。
A 縄田敬子 保健医療部長
未実施の市町村や学校での取組を進めるためには、市町村や学校関係者、保護者などの方々の皆様の理解を深め、協力をいただくことが重要と考えております。
市町村や学校への理解促進としては、研修会において実施校の事例発表のほか、実際にフッ化物洗口の体験も実施しております。
また、市町村教育委員会に資料を配布し、要望がありました学校に歯科医師会が説明を行っておりますが、学校内で重層的に理解が進むよう校長や養護教諭に対する更なる周知を検討してまいります。
学校現場での負担軽減とし、開始直後は歯科医師が学校に出向き、薬剤の調製を直接行うなど職員の負担感の軽減につなげております。
保護者の理解促進として、フッ化物洗口の動画を更に活用できるよう検討してまいります。
引き続き、歯科医師会と緊密な連携によりまして学校でのフッ化物洗口の普及を進めてまいります。